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観察・思考・実行2

観察・思考・実行が不十分の一例として、プレミアムフライデー を挙げて考えてみましょう。

現在、プレミアムフライデーの「実施率」、、、というより、使ったことがある人 ですら22.8%しかない、との調査結果があります(こちら 参照)。つまり、現時点では「失敗」と言えるでしょうし、今後も「成功」するとは無風凧は考えていません。

元々、プレミアムフライデーを実施する目標(Goal)は、

1. 消費につなげる(デフレ脱却)

2. リア充な生活(働き方の改善)

などが挙げらていました。ここで、既に少し「間違い」が起きていて、主客転倒が邦じれられていました。つまり、プレミアムフライデーがゴールで、本来の目的が隠されてしまっている。

最終金曜日を時短にした場合、どういうことが起きるのか、、、ここで観察と思考が必要です。統計や調査も必要ですが、その前に「常識」を駆使して「思考」します。

例えば、、、自分だったら何をしたいか、から始まり、施行したした場合にデメリットは何が考えられるのか、何をもって、「プレミアムフライデープロジェクトの評価値とするのか」などなど。

ゴール、の話でいえば、「実施率」をもって評価値とするのは、もっとも下手なやり方です。消費を増やすことが目的なら、買い物やレジャーなどに時間を転用することが求められますが、はたして「買い物やレジャーをしたい人がどの程度いるのか?」居ないとは言いませんが、それよりも「仕事したい」という人が多いのではないか。非正規労働者(時間給労働者)が多い今、時短はそのまま「収入源」になります、、、そういう人に、プレミアムフライデーと言っても、「ピン」と来ないでしょう、、、、子どもと遊ぶ時間を増やすためには、「子供も」プレミアムフライデーにしなくてはなりませんが、部活・塾はいうに及ばず、どの程度の子供が付いてくるのか、、、

思考の段階で、既に、半分以上のパターンで「目的と施策がずれている」事に気が付きます。目的と施策がずれているのなら、それは実行しない、というのが筋。

PDCAサイクル的に考えれば、実施率を評価値として、何%になったか、をモニタリングしながら、公告・広告を打ち続け、場合によっては税金をばらまいて、、、それでも、「目的と施策がずれて」いるのですから、「中途半端な成果で終了」というようになります。

ご自身でも、いちど「プレミアムフライデー」が成功するか否か、一から考えてみてください。そうすることによって、「観察・思考・実行」のステップの重要さが判ってくると思います。

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