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PDCAと観察・思考・実行

経営、その中でも、プロジェクjト・プラニングなどを教えているときに、避けて通れないのがPDCAサイクル。言わずと知れたDeming博士の提唱する、プロジェクトを成功に導くための手法の一つです。デミングサイクル、とも呼ばれています。

このデミングサイクルを、プロジェクトプラニングで使うことに、無風凧は5年ほど前から違和感を覚えています、、、というか、色々な方(大学の講義や、コンサルの現場)の作るプランを見ていると、目標にたいして、フェーズを区切り、進捗と計画の差分をチェックして荒らたなスケジュールを作る、、、という機械的なルーチンワークに落としている方が多い。これは、明らかにPDCAの誤用、だと思っています。

PDCAサイクルは、もともとは、「生産管理や品質管理」のような場合に用いることが前提。新規プロジェクト立上げの場合などに、PDCAで進捗管理、、、などというのは、ある意味では本末転倒です。

このように「間違ったPDCAの使い方」が蔓延することにより、大きな弊害があります。それは、「間違えたゴール設定」であったも、それに向かって猪突猛進、実現を目ざします。そして、失敗することも多々あります。

なぜ失敗するのか。それは、「Plan」のGoal設定が甘かったから、という他ありません。かつて、無風凧は「目標は実現可能性を論じる必要がある」と申し上げましたが、まさにこの「実現可能性」を無視した形で、目標設定しても、「ある程度の到達点」までが到達したかのように錯覚させる力がPDCAサイクルには存在していると言えます。酷い場合は、Goal自信をPDCAの中で変える、という組織を見たこともあります。

言い換えれば。 「新プロジェクトを立ち上げる」際に、Goal設定が甘いままでPDCAサイクルを回すことこそ、失敗に導く元凶だと言えます。

Goal設定と施策決定のために必要な作業は、「観察と思考」。それをもっと慎重に行ったうえで、「実行に移す」。そのプロセスである「観察・思考・実行」というステップを推進していきたいと思っています。

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