只今トレーニング中!(付:自然の脅威の前に)
はなちゃん先生:
私も今、トレーニング中なの! 落ちてくるタオルを見事にキャッチして見せるわよ!!
写真出典 特命希望様ご投稿
見事な一瞬ですね、、、まさに落ちてくるタオルにとびかかる瞬間の一枚です。うまくタオルをキャッチできたのか、、、気になります。
さて。北陸地方の大雪。大変ですね。TVで報道される、雪の中で立ち往生しているトラック群をみていると、人間の力の弱さ、言い換え得れば自然の偉大さを改めて感じます。このような状態になってしまえば、人間はほぼ無力、、、です。
この無力、になった瞬間に、如何に生き残るか。それが、人の持っている「智恵」であり「備え」ではないでしょうか。立ち往生したトラックの中に30時間座っていた方もいらっしゃるとか。これも一つの選択肢。さっさと見捨てて、歩いて逃げた方の居たと思います。運転手が居なくなって、単なる「障害物」となってしまった車は、交通が流れ始めたた時には単なる「邪魔物」でしかなく、他人にとっては迷惑千万なものですが、それ以上に「自分の命が大事」という判断をした方を、一概に「非常識」扱いするのは如何なものかと思います。緊急避難、、、サンデル先生なら「白熱教室」のネタにするかもしれませんね。
もし。無風凧が雪の中に閉じ込められたとしたら、どうしただろう?いやいや、それ以前にきっと「外出しない」という選択肢を選んでいたでしょうね。
20年ほど前。無風凧は春の雪山で迷子になりかけたことがあります。一つには、道しるべを見落としたか整備が悪くて(山明け初日でしたから)道しるべが無かったかはわかりませんが、予定よりも奥まで進んでしまっていたこと。もう一つは、捻挫をしたこと。勿論、装備は十分でしたし、なんとかなるとは思いましたが、捻挫には閉口しました。当時は、ケータイ電話、なんていう便利なものは無い時代。連絡取りようもない。
下山リミットタイムまでの時間を考えると、捻挫した足で戻るのは少し無理。地図上の近道はあるが、急斜面だし、道の状態が悪かったらどうしよう、、、ここで一夜を過ごすことになるのかな、などなど考えて、結局、「第三の道」を歩くことを選択しました。結果としては、それが成功して、リミットタイムの10分前に無事下山できました。入山口では、係りの人が心配そうに待っていてくれました。そして、、、それ以来、雪山には近寄っていません。
#この時の教訓は生きています。
今回の大雪報道を見ながら、20年前を思い出し、自分の命、そして家族の命、健康、、、どのように守っていくのかを考える良い機会になりました。
| 固定リンク
コメント