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京大よ、お前もか(by 大阪大学)

大阪大学に続いて、京都大学も入試問題ミスがあったようです(コチラ 等参照)。阪大の先生方にしてみれば「兄弟よ^H^H^H京大よ、お前もか」と肩をたたきたい気分ではないでしょうか?

ただ、、、以前にも述べましたが、責任の追及はすごく難しい。問題ミス・採点ミスをゼロにすることは原理的に不可能ですからね。結局、「補償法」に帰着するしか手が無いのではないでしょうか?

興味があったので。

大阪大学の時は、問題の内容まではみませんでしたが、京都大学では一応問題を確認しました。(些か理系な話で恐縮ですが)京都大学の問題は、「細かく問えば」不成立ですがそれは「問題設定の厳密性」の問題で、高校物理の範囲では「素直に読めば成立している」とも言えます。

  • 音源は点音源で正弦波を発信。
  • 「音波は縦波」が大前提です。
  • 音源とマイク(観測者)は「同一点」ですから、弱めあう条件は、反射波が車の移動についづいして反位相になるようになる、

というように「素直」に読めば、解答できます。

勿論、「問題設定の厳密性」の部分や「高校物理で簡略化してる条件に関する議論」の為に試験時間中に悩む受験生は「いる」とは思いますが、問題が厳密には成立してないから全員正解にしろ、というのは、素直に問題を読んで回答した学生が逆に「不利」になるように思います。なんせ、全員正解で加点されることにより「合格者が増える」ということは、「結果として順位が下がり不合格だった受験生」も居るわけですからね。

をっと。今日は問題云々の話をするつもりではありませんでした、責任の問題です。一年間という時間は取り返しがつきません。、、、が、「どんなに努力してもミスをゼロにすることはできない」ことを前提に、責任論のみではなく補償論(コチラ 参照)を展開してほしいと思います。

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