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真のイノベーションとは

イノベーションを起こすには、人的ネットワークが一番重要である。

もう、言い古された感がありますね。人的ネットワークこそ、最大の財産だ、と言うのは、ある意味で正しいと思います。友達こそ私の財産だ、ということも同じ意味ですね。それはそれでとても大切なことです。

そして。上記の「対偶」として、
人的ネットワークが無い場合はイノベーションが起こせない、、、、(A)
は、論理的に真です(対偶)。

しかし。命題として、(A)を少し拡大解釈すれば、
イノベーションの種は、人的ネットワーク以外の部分にある
と言うことを逆説的に言っています。  今日は、その実例を挙げて、「人的ネットワークの是非」を考えてみます。

かつて。フェルマーという大数学者がいました。彼はとても変人で、人とのつながりは嫌い、そして、徹底した秘密主義。だから生前の彼は、冷遇されていたそうです、、、同時代には、後世の私たちが考えるほどの評価は受けていなかったようです。しかし、後世の私たちから見れば、彼の業績はとても大きい。つまり、当時の友人関係(人的ネットワーク)における当時の待遇を離れて、業績(=実力)だけで判断すれば、随分とイノベーティブな仕事をしていることになります

このように考えると。 イノベーションに真に必要な物は、人的ネットワークでは無いことに気が付きます。客観的な、つまり、第三者の評価で、イノベーティブであると評価されることは、友人に「イノベーションだね」と言われるよりも遙かに難しいことは、言うまでも有りません。 逆にいえば、「人的ネットワークに頼ったイノベーション」は、(第三者的に)正しく評価されているものではない、ということもできます。

少し暴論になるかもしれませんが、人的ネットワークに頼ったイノベーションは、ある意味で不正の温床だと言えるでしょう。人的ネットワーク内での「バイアス」が掛かっている時点で、既に正当な評価ではありませんし、評価自体が「自分へのリターン」が前提になっているとすれば、意図的に「正当な評価に」なっていない」ことが起き得ます。もっといえば、現代社会はそういう「不正な評価」の上で成り立っています。そのように考えれば、「人的ネットワークによるイノベーションは不正の温床」と言えるのです。

些か長くなってきたので、「人的ネットワークを越えたイノベーションこそ、真のイノベーション」だと主張して、今日は終わりにします。

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