除湿器(付:中井恒仁&武田美和子ピアノデュオリサイタル )
よしくん(右):
最近、夜は除湿器が動いているから、ウルサクてちょっと僕、寝不足。
写真出典 自前のα350
そうなんです。無風凧のマンション、気密性が高すぎて、なかなか湿気が外に出て行かない、、、ので、除湿器が大活躍!でも、この時期、「鍋物」は止められない、、、ので、除湿器さんに頑張ってもらうほかありません。
さて。昨日の中井恒仁&武田美和子ピアノデュオリサイタルのImpression。
このお二人のデュオリサイタルには、3年連続で伺っていて、毎年大満足です。今年は、
- チャイコフスキー: 「交響曲6番悲愴」
(作曲者によるピアノ連弾版) - ムソルグスキー:「展覧会の絵」
(E.ナウモフによる2台ピアノ版)
で、今年も楽しませていただきました。
悲愴は、交響曲として良く聴くのですが(無風凧としては、チャイコフスキーのシンフォニーの中では4番が一番好きですけどね)、作曲者自身による連弾版があることは不勉強でした。オーケストレーションする前に、草稿としてピアノ譜がある場合がありますが、そういう「中途半端」なものではなく、きちんと連弾用になっていて、、、大変すばらしいものでした。
この演奏会に限らず、開演後15分くらいは「音が落ち着かない」のは仕方がない事。2楽章の終わりあたりで、ちょっとだけ、「響き初めて」、3楽章のアレグロで完全に会場を飲み込みました。4楽章の最後、pppppp の音を叩いた後、しわぶき一つしなかったことが、この演奏のレベルの高さを証明していると言えます。久しぶりに息をのむ演奏で大大満足でした。
展覧会の絵は、原曲はピアノですが、ラベル編曲のオケ版や富田勲のシンセ版、吹奏楽ファンならフィリップジョーンズ版など、色々な編曲があります(コチラ 等参照)。無風凧も好きな曲なので、色々聴いていましたが、この2台ピアノ版も不勉強でした。演奏効果は高く、色々と挑戦はしていると思いますが、、、ナウモフの「編曲の意図」が見えにくく、そのため、原曲の主張(ロシア的な和音等)が不十分にパロディになっていて、かなりストレスを感じました。もっとも、こういう編曲を好む方も沢山いると思いますし、演奏効果は絶大ですから、「良い編曲」なのでしょうけど、、、無風凧の好みではなかった。
12月、お二人は、リスト編曲の「合唱」を連弾します。そのチケットも既に入手済。今から楽しみです。
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