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「変える事」が仕事なのか「変えようとすること」が仕事なのか。

最近、改めてオートポイエーシスの勉強をしています(コチラ 参照)。ルーマンの社会システム論、を完全に理解できているわけではありませんが(というか、ほとんど表層しか理解できていないと思います)、「議会」自体もオートポイエーシスだと捉えることが出来ます。

かつて。

無風凧が、某大企業の新人だった頃に、先輩から
「会議で一番大切なことは、次回の会議の日時と場所を決める事」
とまじめな顔で教えられましたが、これなんて、「会議の自己生産システム(Autopoiesys)」です。

この話を拡張すると、「議会は議会を自己生産」する仕組みが成立しています(細かな話を横においていますが)。議会は議会を生産するために存在し、その他の産出物は付随的である、と考えれば、、、国会での成果如何に関わらず、いつでも「解散」して、「次の議会を生産する」という、社会システムとして「無理のない説明」がつくわけです。
これを、もう一段拡張すると(少し、ミーム(meme)の話が入ります)。

政党の目的は、世の中を変えること、ではないと言えます。なぜならば、政党(国家政党)は、国会に参加しなければなりません。国会に参加する選挙では、「自分の理想=日本の将来」を語ることで、被選挙人(比例区の場合は政党)に、投票してもらいますが、その理想を「実現」してしまうと、「次の議会」が成立しません。少なくとも、理想を実現した党にとっては、次の議会は不要になりますからね。

このように考えると、つまり、国会というオートポイエーシスなシステムを前提に考えれば、各政党は、「世の中を変える」ことが目的ではなく、「世の中を変えようとする」ことで議会を存続さえることが仕事だ、と言えます。

かなり「ヒネタ」物の見方ではありますが、、、社会学的には真理、のような気がしています。

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