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2017年10月

音楽を評価する(好きな音楽2017年10月)

26日の木曜日。 毎日音楽コンクールの作曲部門の演奏審査(つまり演奏会)に行ってきました。今年は、室内楽の5つの作品がFinalに残っていて、それぞれに熱の入った作品だったと思います。

コンクールですから、この演奏審査で順位=ランキング が付きます。審査員が1番から5番までを決めるわけです。ただ、、、毎日音楽コンクールは、審査員がつける順位とは別に、「聴衆が決める賞(岩谷賞)」というものがあります。これは、一般聴衆が「気に入った演奏(曲)」に投票して、その一番に岩谷賞を渡す、というものです。

今年の作曲部門。無風凧は、5曲聞いて、「審査員は3曲目の曲を一位にして、4曲目を2位にするだろう」「岩谷賞は4曲目」と感じました、、、そして、結果はその通りの結果になりました。

音楽の評価、、、これは、いまのところ「絶対軸」はありません(注)。、、、つまり、社会ランキング(無風凧流に書けばSR)です。良い、と思う人が多ければ多いほど評価され、後世に伝えられていく。この「多ければ多いほど」の部分が、審査員(ここでは有識者)と一般聴衆で異なる、ということが起きたわけです。
審査員=識者は、作曲コンクールですから「過去の曲との比較=新規性」という評価点など、一般聴衆とは異なる「ランキング」になることは勿論了解できることです。もしくは、大衆音楽と芸術音楽の違い、という方がよいでしょうか。いずれにしても、非常に面白い結果となりました。

注: 過去に、作曲部門の岩谷賞は女性が取りやすい、という記事を書きました(コチラ 参照)。その際は、審査結果を「原始ランキング」として扱っていますが、これは、完全な人気評である岩谷賞に比して、ある程度「絶対的な尺度」、即ち、過去の曲との比較における新規性、などを考慮することを「原始的な評価」と位置付けたためです。

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海を走るわんこ

20171030

海を走るわんこ:
足が水の中に落ちるより早く足を上げれば、海の上でも走れるんだ! 走れ走れ!!

写真出典 Spotifyのサイネージを撮影
無風凧も常に走っているような、、、

201710302 今日は、久しぶりに神戸に来ています。神戸は高校時代に過ごした場所。でも震災で懐かしい場所はほとんどが様変わりしていて、「なつかしさ」を感じさせてくれる場所は減りました、、、、。元町の駅前~南京町など、昔はもっとにぎわっていたような気がします。とても寂しい。

でも。

街角を曲がった瞬間に、懐かしい街並みが広がっているのではないか、、、そんな気がしながら、夕食のお店を物色しました。写真は、ホテルの窓から撮ったポートタワー。

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個人情報漏洩と自己防衛

ネット社会になって、個人情報保護の大切さは以前よりも増している、と無風凧は思っています。一度、個人情報が漏れてしまえば、「未来永劫収集することが出来ない」。これは、周知のとおりです。

2017年に限っても、日本で20件以上、個人情報の漏えいが起きています。これが多いか少ないか、、、は皆様の御判断ですが、コチラ などみてみると、「あの企業も情報漏洩事故起こしていたんだ」とあきれてしまいます。

しかも、現在の法律下では、「不正使用された場合の補償が規定されていない」のです。つまり、個人情報が不正に使われたとしても、泣き寝入りしかない、、、こんなバカなことがまかり通っていることを考えると、個人情報の自己防衛にもっと関心を持ってほしいと思います。

一度流出してしまった個人情報は、収集できません。だから、個人情報が流出しないように事故防衛をする必要があります。自己防衛のためには、「本当に必要でない個人情報は、提出しない」が肝要です。出すにしても必要最小限にして、被害の範囲を小さくしておく。

例えば、病院で「保険証のコピーをとる」という場合があると思いますが、これ、本当はお断りすることができます。(例として、 京都府医師会の Q&Aを ご覧ください。)

医師には医師法第19条応招義務があり, 「診察治療の求があった場合には, 正当な事由がなければこれを拒んではならない」とされております。コピーを断られた際は手書きで写す等妥当な代替手段と別の受診に関しての証拠となるものが必要と考えられます。(コチラ 参照)

同様に、銀行で口座を作る場合も、窓口で「コピー不可」と告げれば、何の問題もなく口座開設できます。

保険証のコピーや、免許証のコピーは、それだけで色々な契約が可能になります。例えば、最近流行りの 格安SIMは、ネット上のサービスでは、「免許のコピー送付」だけで即日開通可能、だったりします。そういう意味で、コピーは非常に危険なのです。

万が一、にも個人情報やコピーが出回らないように、細心の注意をはらって生きたいものです。

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冬支度(付: 3%賃上げ?! 目標設定の方法)

20171028 くまさん:
随分と寒くなってきたなあ、、、そろそろ、冬眠の支度を始めるとするか。

By 写真出典 GATAG フリー画像・写真素材集 撮影lwpkommunikacio

確かに、鍋物が嬉しい季節になってきました、、、と言っても、無風凧亭は、夏でも鍋物OKなんですけどね。今年は夏が比較的涼しかったように思います。厳しい冬になりそうです。

さて。 昨日、安倍首相が「3%の賃上げは企業への社会的要請だ」とまで言い切りました(たとえば、コチラ など。)。

数値目標、として旗を振ることはある意味で必要です。しかし、、、ちょっと乱暴な気がします。というのも。

1. 既に沢山の方が行ってらっしゃりますが、各々の企業の財務状況によっては、無理なものは無理。

2. 日本の企業は、、、大企業ばかりあではありません。中小企業の方が多い。そこで職を得ている人が70%を越えている。そのような企業にまで3%を目標とするのは無理である。言い換えれば、日本は大企業だけ、というメッセージを発信しているように見える。

この手の「目標」の作り方は、かつて無風凧が記事にした通り、「実現可能性」を吟味したうえで行わなければなりません(コチラ 参照)。そうでなければ、「調子のよいことをいうだけ、、、」ということになり、巡り巡って安倍さんの信頼をなくすことになります。

今回の衆院選で大勝し、安倍さんは口が滑ったのではないでしょうか?もう少し国民視線での「目標設定」をしてほしいと思います。

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Doctor Xで考える「大学とは」

大学教育、、、随分とレベルが下がっていることは、恐らく衆目一致するところではないでしょうか?一昔前に、分数の足し算が出来ない経済学部生が居る、という話が有名になりましたが、もっとひどい話も聞こえてきます。もっとも、例えば芸術系の大学で分数の足し算が必要か、、、と言われると、無風凧も「YES」とは言い難いのですが、、、

さて。第6シリーズが始まった DoctorX。主演の米倉涼子さん頑張ってますね。今回は、このドラマをネタに大学2面姓を考えてみましょう。

医大、というと、皆様「偏差値の高い大学」というイメージが強いと思います。確かに、予備校の発表している偏差値は軒並み高いです。

その大学に入って、医者になる。医師の国家試験に合格して、医師免許を取る、までは「基本的には暗記とトレーニングの繰り返し」です。ここの部分だけを取り出して言えば(少し極論ではありますが)、「専門学校となんら違いはありません」。米倉涼子扮する天才外科医「大門未知子」は、天才的な手技をもっている臨床医で、その手技は、才能にもめぐまれているのでしょうけど「トレーニングの賜物」です。

つまり、、、我々が「病院の医師」にもとめるものは、「臨床医」。これは言ってみれば専門学校の領域と極論できます。

反面、大学には「研究」という領域があります。これは、よく言われていることですが、「未知の現象へのチャレンジ」ですね。治療方法がない病気に対して治療方法を考える。原因不明の病気に対する原因を探求する。これら「研究領域」は、臨床的な処理能力よりも、発想の転換、閃き、そして探求心、、、などが求められます。言ってみれば、「研究所」なわけです。

このように考えれば、今の医学部の教育も「2種類」が混在していて、片方は専門学校、片方は研究所的になります。(勿論、臨床報告のように、実際に治療に用いた結果、ということが研究になりますが、これはレアなケース)。

実際は、医学部に限らず、法学部も理学部もほぼ同様。MBAだって同じようなものです。つまり、実務者を育てることと研究者を育てる、という二つの目的が大学に混在している。そして、ほとんどの学生が「実務者=専門学校でもOKな場合が多い」というカラクリになっているのです。

以上のように、大学は、実務者教育と研究者教育を分けていかなくてはならないと思っている、という主張で今日は筆を止めたいと思います。G型大学、L型大学の分類よりも、はるかに理に適っていると思います。

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トランプ氏180万円のスケッチ

NHKのニュースによると、トランプ氏のスケッチが180万円で売れたそうです(コチラ 参照)。

180万円の価格は、オークションの落札価格ですから、180万円「支払った」方がいらっしゃるわけです。これって、「取引」の基本ですから、何も文句をつけるところではないのですけど。

しかし。 ここで無風凧は、考えます。普通の画廊で、名前がついてないスケッチが並んでいたとして、180万円で売れたのだろうか、と。勿論、答えは「否」でしょう。

絵画は「絵画の良さ軸」があって、その「良さ軸jに対応したランキング」によって、価格が上下する、というのが有るべき姿だと思います。つまり、絵として万人が良いと思うものが高価になり、下手な絵が廉価。だから、画家は「より」良い絵を描く」ことを目指すわけです。それが、別の評価軸が入っての「価格」では、、、価格と価値のランキングが狂ってしまいます。

このランキングの狂いは、「努力が報われない」という結果をもたらします。上述の例でいえば、良い絵を描く努力をしても、絵は売れない。政治活動した方が売れる、、、というのは、一見して「何かおかしい」と思うでしょ?

タレント議員、なんているのも、同様でしょうね。政治のことを考えて考えて、法律のこともきちんと勉強して、、、kという方よりも、アイドルでもして、名前を売ったひとが議員になる。こんなことが続くと、まともに「政治を考える」議員はいなくなり、「議員になりたければまずアイドルかスポーツ選手になれ」なんてlことになりかねません。

今回は、トランプ氏のスケッチ価格のニュースから、現代の政治まで話が飛んだところで終了とします。

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また一からね。(付: 希望の党の敗因は「排除」発言ではない)

20171025 はなちゃん先生:
ぎっくり背中以降、ちょっとトレーニングをさぼっていたようね。また一から、毎日お散歩しましょうね。

写真出典 特命希望様ご投稿
今回も、匿名希望様からはなちゃん写真をお贈り頂きました。いつもありがとうございます。
はなちゃん先生にもご心配をおかけしました、、、ぎっくり背中。長雨・台風もあり、一か月近く、朝のお散歩はお休みしていましたが、ようやく復活です。

さて。選挙報道では、小池党首が「9/29の排除発言」を敗因の弁として述べています。マスゴミやコメンテーター各紙も、同様です。ある意味では、正しい。ダムが決壊する場合、最後は「アリの穴」でも決壊します。だから、排除発言が最後の「蟻の穴」で会ったという意味で正しい。しかし、本質は、ここではありません。無風凧のブログでは、既に9月20日に指摘しています(コチラ 参照)。ちなみに9/20頃は、マスゴミもこぞって「希望の党は過半数いけるか」と書き立てていた時期です。
希望の党=小池新党は、きちんと組織論が判っている方が参謀にいれば、ほぼ絶対に起き得ないミスを犯しています。それは、組織の成長速度を見誤った、ということです。もっとも、指摘する参謀が居たとしても、聞く耳をもっていないリーダーだとすれば、組織のディシジョンとしてしては結局ミスを犯すのですけどね。
「枝野さんの立憲民主党がなぜ躍進したのか」も、ランキング論と組織論、そして、Will Beを使えば、説明できますし、選挙の終わった今、枝野さん長妻さんが「何に一番注意しなくyてはならないのか」「いつまでに何をしなくてはならないのか」は自明です。
勿論、自民党も同じです。。。
皆さん、ご一報いただければ、いつでもご相談にのりますよ。

# 舛添元都知事は、9/25の結党(党首)で「小池さんは勝てない」と思ったらしい、、、Abema TVより。「排除」出ないという意味では、独自性がありますね。

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構造的不正とオートポイエーシス

日産の無資格検査員継続問題が火を吹ています。ゴーンさんも自分が社長を退いた直後の不祥事をどのように感じているのでしょうね。

その前は、、、神戸製鋼のデータ改ざん問題というのもありました。タカタのエアバック問題、東芝の不正会計、その前はオリンパスの粉飾決裁、、、などなど、一般人から見たら「不正」という二文字でくくられます。

この「不正」。「組織」という人の集団においては、「ほぼ必ず起きる」事象であろう、と無風凧は考えています。それは、「人」という細胞の集団において「50%Qの確率で癌が発生する」ことと類比(アナロジー)することが出来ます。

最近、オートポイエーシスの数理を考えていますが(コチラコチラ 参照)、その適用の一つは勿論「企業システムの数理表現」にあります。コミュニケーションを構成素としたオートポイエーシスで企業を考えた場合、何らかの「コミュニケーションの突然変異」で、自己複製に失敗することがあり、その結果が「不正(のコミュニケーション)」になる、という現象は、説得力があると思います。しかし、この場合、突然変異をどのように表現するか、突然変異するための「要素(元、射、集合、、、)」はなにがあるのか、、、を特定する必要があります。とても難しい話です。

しかし。これを上手く表現できれば、企業組織と人の類比により、癌の発生メカニズムに近づく可能性もあり、、、、

などなど、夢は広がるのですけどね。

いずれにしても、企業組織が「突然変異を含むオートポイエーシス(自己複製)」で表現できるとするなら、構造的に、つまり必然として不正は起きることになります。この不正の発生は、100%の純水を作る事ができないのと同様、です。

ちょっと話が発散してきました、また改めて。

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台風、怖かったね。。。(付:衆院戦結果)

20160823 かなちゃん(左):
台風21号、怖いわね。

よしくん(右):
僕たちの後ろは窓だから、雨の打ち付けで夜も眠れない!って感じだったね。でも。かなちゃんのことは僕が守るから安心してね。

写真出典 自前のα350
今年は、大き目の台風が何度も襲っています。本物の台風だけでなく、衆議院選挙という大きな台風も襲ってきましたが、上陸直前に熱帯低気圧になって、暴風も無かったように思います。皆様、如何お感じですか?
丁度このブログを書いているときに、選挙速報が続いています。自民圧勝、立憲健闘、希望惨敗、というのがスポーツ新聞の見出しになりそうです。

さてさて。ここで大きな問題提起。

今回、自民党が圧勝により、「国民は改憲=9条改定」を支持した、と捉えられてしまいます。選挙公約だから改憲する、という論法です。しかし、毎日新聞の世論調査によると、改憲賛成は34% ,反対54%です(コチラ 参照)。。。無風凧が言いたい事、お分かりいただけると思いますが、誰も賛成していない政策も、通してしまう可能性が出てくる、ということです。大きな問題ですね。

台風よりも、、、このように「立法されてしまう」ことの方が怖いと思う無風凧です。

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四神将棋

先日、将棋ファンは辞めようかな、という記事を書きましたが(コチラ 参照)、テレビで面白い番組を発見しました。それは、「四神将棋」というゲームの番組です。この四神将棋には、無風凧は興味を持ち始めています。

まず、四神将棋の細かなルールは、Wikiのページ、見てください(コチラ)。

まず、ルールが、完全かどうか、、、興味があります。直感で不備を指摘できます。それは、一手で複数人に王手をかける事が出来た場合、「逃げ方によっては新たな王手を生む」という場合がありえます。その場合、誰に手番が行くかの詳細なルールが決められていません。
また、手番で自ら王手なることも、、、他の3名の指し方によっては高度な作戦としてありえます。その意味では、普通の将棋の「詰み」ではなく「取られる」まで指し続ける必要があるのではないか、と思っています。

次の興味は、ゲームの複雑さ(場合の数)。
これって、どの程度なんでしょうね、、、将棋は10の90乗程度、囲碁で220乗だったと記憶していますが、四神将棋はどの程度でしょう?
さらに。
この四神将棋、将棋ですから勿論「ゼロサム完全情報ゲーム」です。お互いに最善手を尽くせば、勝者が決まるか、若しくはドローになるか、、、です。実際はどうなのかは情報科学の分野での研究が俟たれますが、ゲームとして考えれば、3人で結託すれば一人を潰すことは容易です。。。そういう意味では、完全情報ゲームなのに「私情を挟む隙間がある」ということで、大変興味があります。

このように考えて、四神将棋を通じて、ちょっとだけ将棋への興味が戻ってきています。

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聞き耳立てて

秋田犬くん:
僕は寝ているわけではないんだ。寝たふりして、世の中の動静に聞き耳たてて、情報収集しているんだ。
20171019

写真出典 GATAG フリー画像・写真集
竹林の八人目、無風凧も、先日の白猫さん( コチラ )のように寝ていると見せかけて、常に聞き耳立てて世の中の動向を調べています。それにしてもこの秋田犬君、賢そうな顔してますね、、、

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無風凧邸の食卓より

久しぶりに、、、無風凧の料理講座(?)。

1. 常備菜にミートソースを加えました。

2. 魚料理のローテーションに タラ が加わりました。
3. 蕪のスープ。

ミートソースを作るのは、比較的簡単です。ただ、どうしても赤ワインが必要。無風凧邸にはワインがありませんので(お酒からは卒業しました)、作る機会がありませんでした。
ちょっと思いつきがあり、赤ワイン無しでミートソース作りました。
勿論、、、ワインで作る方が絶対の美味しいのですが、家にあるのは「フランベ用のブランデー」と「料理用日本酒」のみ、という状況で、ブランデーを選択。
1. あいびき500g
2. タマネギ大2個、ニンニク2片
3. トマト缶
4. チョコレート 一片(10gくらい)
5. ブランデー 1/2CUP
6. ソース、ブイヨン、塩胡椒、などなど。
チョコレート一片がミソ。随分と美味しいミートソースが出来ました。
スパゲティは勿論、グラタン風、ピザ、、、などなど、使い手はいっぱいです!
作成時間は30分です。

蕪のスープも特筆。蕪が安かったので、大6個買いました。
それを、各々6つ切りにして、まずはバター炒め。少し多めだったので、蒸し焼き風にはなったのですが、、、炒めている間に鍋の半分くらいまで、汁が出て、自分の汁で煮るような形に。少し固めな間に、水を少し足して、ブイヨンと胡椒で味付け。
濃厚な蕪の薫りで、こんなに満足な蕪スープは初めてでした。10杯分で、250円弱(ブイヨン、バター代含む)。。。安すぎです。

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驚きりん!(付:小泉進次郎候補に勝つ方法)

20171021 きりんくん:
無風凧さん、久しぶりだねえ、ここで会えるなんて驚きりん、、、偶には動物園に会いに来てよ!

写真出典 金沢動物園のポスターから
京急のある駅の改札入ったところで、いきなり出会いました。驚きりんました。

次の日曜日はいよいよ衆院選ですね。最後にこれだけ「失速感」のある選挙も珍しい。ワイドショーも扱いに熱を感じません。どうしたのでしょう、、、
さて。先日ある方と選挙の話をしていた時に、「神奈川11区で、小泉進次郎氏に勝つ方法?」がネタになりました。自民王国の神奈川11区で、小泉元首相のご子息進次郎氏をを選挙で勝つ方法。なかなか難易度の高い課題です。

この戦略を考える前に。 ランキングについて考えてみましょう。選挙は「社会ランキング」の結果。良い政治を行うかどうかは「政治能力の原始ランキング」にかかっています。もっとも、政治能力の絶対値を測定する客観的方法は思いつきませんけどね。
さて。社会ランキングが原始ランキングより上位になると、オーバーシュートが起きて、原始ランキングに収斂します。社会ランキングが原始ランキングよりしただと、、、その人のMotivation低下など色々な弊害もありますが、ハングリー精神を出せる間は、やはり社会ランキングがあがり、社会ランキング=原始ランキングに収れんします。これが、預言。

上述の「小泉進次郎候補に勝つ方法」。考えるきっかけは上記です。書いている間に、無風凧は「選挙に勝つ」基本戦略は思いつきましたが、それが「神奈川11区にとって」「日本の国政にとって」良い事なのか否かは、別の議論です。

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ランキング人仮説と人の本能(ランキングについて考える90)

あまりに当然と言えば当然のこと。人はなぜランキング人なのか。言い換えれば、なぜ、人はランキングに踊らされるのか。

ランキングについて考える87では、知識=ランキング であること、を示しました。つまり、ランキングなしに、知識は増えない。それは、「はじめに必ず ズレ がある」のと同様です。

しかし、それは、「総ての知識は必ず「順序=ランキング」があること」を示したにすぎず、なぜ「人がランキングに踊らされるか」の説明にはなっていませんでした。

たった今。天の啓示のあった、というか、、、仮説を得ました。仮説、と書きましたが、おそらく間違いないでしょう。DNAレベルの本能、と理論的に証明することが可能かと考えています。本能的にランキングを信じ、ランキングを追い求めるランキング人仮説は、人間の本能に紐づくものである、と改めて断言しておきます。詳細は改めて。

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Will be と May be(ランキングについて考える、番外編)

来週に日曜に、衆院選挙が行われます。当初、国会の冒頭解散の為に安倍首相への批判が高く、また、希望の党結党の勢いで、総理交代が予想されていましたが、その後民進党との合併報道や、立件民主党の躍進などあり、本日時点でのマスゴミ報道では、政局は自民党有利、と動いているようです。小池さんは、、、残念な報道。

この間、、、今時点も含めて、報道や選挙論争は、「ネガティブキャンペーン」と「予想・予言」に終始しています。予測のことを、以下「May be」と呼びます。

もう一つ。この記事を読んでみてください(コチラ)。 これも予想に見えますか?。否、無風凧凧は「預言」 「Will be」 と呼びます。

Will be と May beの違いは、預言と予言の違い。予言は、今の時点から将来を考える事。預言は真理から導かれる「将来の姿」。この真理は、「こうしたい」という意思(Will)によって導かれるか、もしくは物理的客観的事実に基づく「将来の姿」。似ているようで、まったく違うものです。

報道も政争も、無責任な「予言(May be)」にあけくれることなく、真理から導かれる「Will」 be」を語ってほしいと考えています。

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言葉もなく、、、

20171016 白猫さん:
もう朝なの?、、、、もう少し、寝かせて頂戴。

By 写真出典 GATAG フリー画像・写真素材集 札系 JiJy様
この白猫さん、どう見ても今朝の無風凧そっくりです。。。

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薫公会ブログ

今日は、最近無風凧が良く読んでいるブログの紹介。その名は「薫公会ブログ」。薫公会ブログは コチラ です。

薫公会、、、衛藤公雄の「公」を一字戴いて、衛藤公雄の薫陶を後世に伝えようとする活動です(コチラコチラ も参照)。その薫公会主宰の渡辺由布子さんが、ブログで衛藤公雄先生を伝える活動をはじめました。

渡辺さんは、衛藤公雄の最年少大師範で、衛藤公雄の生涯を綴った「奇蹟の爪音(小学館)」にも名前が載っていました(「奇蹟の爪音」は、昨年のコチラ の記事参照)。

ブログ活動の一環で、Youtube上に録音がない衛藤作品「箏尺八二重奏曲」の録音がYoutubeで公開されましたし(コチラ 参照)。また、代表曲の「思い出」も、渡辺さんの箏による自演(コチラ)に加えて、ギタリスト重岡さんによるギター演奏(コチラ)も発表されています。重岡さんのギター演奏は、衛藤公雄の「思い出」の世界観を、ギターで見事に再現していると思います。一聴の価値あり!

薫公会ブログにも書かれていましたが、衛藤公雄氏は、ジャズ演奏をされ、ギターにも造詣が深かった方。思い出のギター演奏を喜んでいるのではないでしょうか?

無風凧としては、薫公会(再掲、コチラ)の今後の活躍に期待大!です。

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羽生一冠、、、将棋ファンも辞め時かなあ、、、

羽生さんが、今季続けざまにタイトルを落として、ついに、棋聖位だけになりました。。。昨年、名人も佐藤天彦さんに代わり、将棋界も世代交代が進んでいる感じがします(久保さんが王将で頑張っていますけどね)。

無風凧が将棋を始めたころは、中原さんが新名人を襲位。大山、二上、有吉、ひふみん、、、という時代です。その後、谷川、高橋世代とつづいて、羽生世代。このあたりまでは将棋世界を購読したりして、立派な将棋ファンだったのですけどね。

渡辺竜王がプロになったころから、将棋Watcherになってまして、、、将棋界の動向と、コンピュータ将棋の進化に興味はありましたが、実際に将棋を指すことはなくなりました。よくよく思い出してみると、1998年頃に、大友先生(大友昇九段、既に故人)の教室で飛香落ちで指導将棋していただいたのが、無風凧が駒を持った最後かもしれません。

その後、女流棋士の独立問題、三浦九段冤罪事件など、将棋自体はよりも、「スキャンダル」ばかりが将棋が世の中に出てくるようになり、、、加藤一二三九段の実績・功績はすばらしいもの、いまのTV業界が「客寄せパンダ」的にネタとしていじっているのは、見ていて嬉しくない。つまり、将棋Watcherもあまり楽しくなくなってきました。それに、名前しか知らない棋士が増えてきました。昔は、棋士の名前を聞くと得意戦法や名局が想起されていたんですけどね。

最近は、スマホ版詰パラ(詰将棋パラダイス)をもっぱら楽しんでいます。差し将棋よりも、詰将棋の方が楽しくなりました。近い将来、詰将棋パラダイスの本誌の定期購読になるかも、、、

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また仲間が増えるのね?

20171013 ゆめちゃん:
プーチンさん、またわんこが増えるの?早く遭わせてほしいわ!わおーん!

写真出典 スプートニク © SPUTNIK/ ALEXEY DRUJININ

プーチン大統領の「わんこ好き」は世界中で有名ですが、65歳の誕生日に、アラバイ(中央アジアシープドッグ)という犬種の子犬を贈られてそうです(コチラ など参照)。わんこに囲まれて生活できるのなら、、、無風凧もロシア大統領になりたいです(爆)。

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「変える事」が仕事なのか「変えようとすること」が仕事なのか。

最近、改めてオートポイエーシスの勉強をしています(コチラ 参照)。ルーマンの社会システム論、を完全に理解できているわけではありませんが(というか、ほとんど表層しか理解できていないと思います)、「議会」自体もオートポイエーシスだと捉えることが出来ます。

かつて。

無風凧が、某大企業の新人だった頃に、先輩から
「会議で一番大切なことは、次回の会議の日時と場所を決める事」
とまじめな顔で教えられましたが、これなんて、「会議の自己生産システム(Autopoiesys)」です。

この話を拡張すると、「議会は議会を自己生産」する仕組みが成立しています(細かな話を横においていますが)。議会は議会を生産するために存在し、その他の産出物は付随的である、と考えれば、、、国会での成果如何に関わらず、いつでも「解散」して、「次の議会を生産する」という、社会システムとして「無理のない説明」がつくわけです。
これを、もう一段拡張すると(少し、ミーム(meme)の話が入ります)。

政党の目的は、世の中を変えること、ではないと言えます。なぜならば、政党(国家政党)は、国会に参加しなければなりません。国会に参加する選挙では、「自分の理想=日本の将来」を語ることで、被選挙人(比例区の場合は政党)に、投票してもらいますが、その理想を「実現」してしまうと、「次の議会」が成立しません。少なくとも、理想を実現した党にとっては、次の議会は不要になりますからね。

このように考えると、つまり、国会というオートポイエーシスなシステムを前提に考えれば、各政党は、「世の中を変える」ことが目的ではなく、「世の中を変えようとする」ことで議会を存続さえることが仕事だ、と言えます。

かなり「ヒネタ」物の見方ではありますが、、、社会学的には真理、のような気がしています。

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出る杭は打たれる。。。。日本の企業イノベーションの実態

日本って、本当に「出る杭を打つ」国民性なのだなあ、、、と今日はほとほと悲しくjなりました。

ある領域の新事業。この事業のm業界には、Yという企業が頑張っています。m業界の次世代ビジネスのかなめになる技術&ビジネスモデルを、VCが是非Y社と提携を!ということだったので、Y社のイノベーション担当に見せたら。

「この事業は、次世代の核になります。次世代のプラットホームと言ってよいでしょう。弊社でもやろうと思えば、いつでもできます。いずれ、御社と関係ができるかもしれません。」

というような返事で、けんもほろろ。

実際は、

「アイデアはありがとう。ビジネス頑張ってね。無風凧さんんお売り上げが伸びるようだったら、Y社も手を出すよ。が独自でやっても、ベンチャーを抜くことは簡単だからね。」

というのが本音。これは、業界トップ企業の次世代戦略担当者の発言ですからね。ビジネスの世界、競争はありたまえとは言うものの、Y社が本気で人数掛けて攻めて来たら、ベンチャーなんてひとたまりもありません。

これでは、日本発の世界的なベンチャーは、育ちようがないです。無風凧も実感しました。今日は非常に暗澹たる気持ちです。

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気持ち良いわ

20171010 はなちゃん先生:
喉をモミモミしてもらうのは、やっぱり気持ちが良いわね。そうそう、ああ、気持ち良い。
無風凧さん、今日の無風凧さんのトレーニングは、お休み。早くぎっくり背中から復活してくださいな。

写真出典 特命希望様ご投稿
わんこも、のどや肩をモミモミすると大喜びしてくれます。はなちゃん先生も気持ちよさそうですね。

最近見つけた、凄い記事(コチラ 参照)。
ロカボブームは、数年前からあって、そのころから無風凧は「油断(油ものを断つというダイエット)」は止めていたのですが、、、上記記事によると、「糖質(炭水化物)は寿命を縮める」「脂肪は寿命を延ばし、デブにならない」とのこと。
いきなり全部を信じることは出来ませんが、13万件というデータに対して、きちんとした統計結果なら、、、、傾聴せざるを得ません。また、経験的にも、ある程度うなづけるところがあることも事実。もう少し詳しい情報が欲しいですね。

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白黒ついてきたわ

20171008 香香(シャンシャン):
私の名前、シャンシャンにきまったの。もう、毛の色も白黒はっきりしてきたわ。無風凧さん、お披露目の初日に会いに来てね。

写真出典 テレビ放送からカット
勿論、初日に会いに行きたいですが、、、いつからお披露目なんでしょうね?とっても楽しみです。
赤ちゃんパンダの「白黒」がはっきりしてきたように、日本の政治も「白黒」ハッキリさせてほしいと思いますし、名前のように「しゃん」として欲しいとも思っています。

注: 「しゃんと」は、「しっかりしなさい」「喝を入れる」という意味の日本語ですが、最近は死語のようで、若い子はしらないことが多いようです。。。寂しい。

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3456

数字が大好きな無風凧。今日で、このブログ解説して3456日目です。こういう数字を見ると、なんとなく、、、ハッピーな気持ちになります。

偶には、最近考えていることをメモ代わりに書いておきます。無風凧さん、そんなことまで考えているの?と思われるか、はたまた「風車の前のドン・キホーテ」と思われるか、、、

最近、最も興味を持っているのは、オートポイエーシスの数理的表現。なぜこれを考えるようになったか、も話が長いのですが、とりあえず、オートポイエーシス=自己産出系の数学的な表現をどうなるか、に集中して考えています。

王道は、カテゴリーセオリーから始めて、オペレータ(演算)もしくはオペレータと構成素の代数系を扱う、ということでしょう。それはそれで考えているのですが、無風凧としては、「保存量」の考え方が入らないといかにも気持ちが悪い。その部分のアイデアが上手くいかなくて困っています。

例えば、生物が子孫を作ってく(産出)する場合でも、その「部品」となる「炭素」は保存されなくてはならないし、エネルギーの保存則もある。ルーマン的にコミュニケーションのオートポイエーシスの場合は、何が保存量になるのか、の議論から始める必要があります。

色々調べては居るのですけどね、、、見つからない。自分で考えてしまう時間の方が長くなっています。

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院政?(ランキングについて考える89)

この記事は、、「国会の置ける第一政党の党首でありながら首相でない」場合の一般論であることを初めにお断りしておきます。小池都知事への批判ではなく、判りやすさを考慮して、小池知事のお名前を借りています。

つまり、これからの話の前提を整理すると下記になります。

1. 小池都知事 = 国政政党「希望の党」党首。

2. 内閣総理大臣(首相)は、国会議員でなくてはならない(憲法67条)
3. 10月22日の衆議院選挙に、小池都知事は出馬しないことを明言している。

4. 1~3.から、もし希望の党が第一党になった場合に、小池氏は首相にはなれない。

話はココからスタートします。
内閣総理大臣=首相=Prime Minister は、行政の長です。日本は、三権分立を謳っているので、日本はトロイカ(三頭立て馬車)だと形式的にはなりますが、海外から見たときに実質的なTopは、首相になります。

では。上述のように、もし、希望の党が第一党となり、小池氏以外の誰か(以下Hoge氏)が首相になったとしましょう。希望の党内は形式的にも実質的にも小池氏がHoge氏よりもランキング上位です。内閣においては、Hoge氏がTop。
この状態を海外から見たらどのようにみえるでしょうか?いやいや、海外ではなく、日本国民が見ても、「院政」を敷いているように見えます、、、実質、院政ですね。日本の法律では三権の長をはその上がありませんから、矛盾した体制になるわけです。

三権分立なのだから、小池氏は立法に関与し、Hoge氏が行政に携わる、ということで形式的に矛盾はなくなりますが、皆様ご存知の通り今の日本の政党政治では、立法と行政の「分権」は、うまく機能していませんから、実質は「矛盾」がまかり通ることになるわけです。それに、世論的には、「小池新党」ですからね。Hoge氏を首相とした傀儡政権と言っても過言じゃないかもしれない。

日本においては、天孫降臨神話の時代から、「早く院政を敷く」ことで政権を安定させるという手法が用いられることが多いようです。持統天皇しかり、そして徳川家康しかり。しかし、それらは、「一度経験したうえで」Promoteして、「院政」しているわけです。一般企業なら、先代会長が「相談役」になるようなものです。、、、が、今回、もし希望の党が第一党になると、首相経験者でない人による院政になります。つまり、ランキングが矛盾しています。

このように考えると、国政政党の党首は、首相になる覚悟=国会議員になること が最低限必要だと言えます。

# 都知事と国会議員の兼務は法律上成立しません。

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ノーベル物理学賞とWallaceと

今年のノーベル物理学賞が、重力波の「発見」に寄与した三名の物理学者に贈られました。ワイス先生、ソーン先生、バリッシュ先生、おめでとうございます。

重力波は、アインシュタインが既に50年ほど前に存在を理論的に予測していて、「アインシュタイン最後の宿題」ともいわれていたもの。アインシュタイン先生がご存命なら、きっとアインシュタインが受賞していたのでしょうね。

今回の物理学賞、実際は、何千人もの物理学者が関わっています。計測装置の小さな改良など加えれば、「何が最後の決め手で観測できたのか?」「誰がどの程度の寄与をしたのか」は特定することはできないでしょう。その意味では、三名へのノーベル賞ではなく、関係したすべての方へのノーベル賞、だと言いたい気持ちもあるのですが、、、そう考えると、三名以外で納得のいかない研究者も沢山いらっしゃると思います。

そんなことを考えているときに、ふと思い出したのが、Alfred Wallace(アルフレッド ウオーレス)という生物学者。ダーウインよりもはやく進化論に気が付き、進化論の論文をダーウインに送ったからこそ、ダーウインの進化論が完成した、といわれている学者です。(詳しくは「ダーウインに消された男(朝日選書)」をお読みください。)科学の世界でも、こういうことは沢山あるのだと思います。

そのように考えると、誰の功績、というのを正確に見極めるのはとても難しい事です。無風凧も昔、不良解析を頼まれた際に、理論から組み立てなおしたことがありますが、その時に書いたレポートは解析を依頼した方の名前の特許になっていたりします。その方曰く「俺が不漁解析を依頼したからこのレポートが出来たんだから、成果は俺の物」。たしかにそうですね。その後、その方は成果が認められてPromoteしていきました、、、

このように考えると、誰が考えたか、よりも、「誰が発表したか」が評価される基準だということが分かります。努力よりも「口先と政治力」ですね、、、愚痴がとまらなくなりそうなので、今日はこのへんで。

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雪見大福?(+MIDI音源考)

20171005_2 兎さん:
昨日のお月様(中秋の名月)、綺麗だったね。

写真出典 無料写真素材東京横浜湘南
この写真、「眼」が無かったら、鏡餅か雪見大福、に見えませんか?
兎さんって、こういう風にもなるんだ、、、と驚きました。

さてさて。
先日、Youtubeを聞いている、という記事を書いたが(コチラ 参照)、最近、ちょっと考えてしまうことがある。それは、MIDI音源のこと。クラシック音楽の場合、作曲家の著作権が切れているから、MIDIで再生した音楽(音源)は、MIDI音源製作者が自由に公開することができる。それはそれでよいのだが、、、再生した音がどうにも音楽的でないもの、が多すぎる。人の演奏で「下手な物」が上がっているのは淘汰されれば良い。しかし、いわゆるブランド物に対する「偽ブランド品」のような「Fake」が多くなっているのだ。
音楽は人の感情を豊かにする言事が出来るものだし、先日の記事のように「国家間の融合機能」を持ちうるかもしれない文化資産である。それが、あのような、、、、無風凧の「好き嫌い」もあるかもしれないが、それでもやはり、「これはダメだな」と思える音源が幾多と更改されている。こんな音楽を今の子供が聴いて育ったら、、、それこそ、将来の音楽界は暗いものとなり、ひいては地球規模での「融合(=本当の意味でのグローバル化)」が出来なくなるであろう、と危惧する次第である。

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ぎっくり背中そのさん(組織の成長速度2を追記)

皆さまにはご心配をお掛けしましたが(前回は コチラ 参照)、ぎっくり背中は、ようやく快方です。まだ、痛みはありますが、随分楽になりました。

これも、年相応、ということでしょうかね(爆)?

[10月5日追記]
上記だけでは、ちょっと寂しいので追記。

都民ファーストの会所属の「都議会議員」が2人、ファーストの会からの離脱を表明しました。先日、無風凧が「組織の成長速度」という記事を書きました(コチラ 参照)。その中で、「小池新党はオーバーシュートをしている」と指摘しましたが、その証拠となる事態ですね。

小池新党(希望の党)が政権を取ることが良いことなのか、安倍政権が続いた方がよいのか、、、は、別議論として、小池さん(小池百合子都知事本人)が、いつのか「女性初の首相」となりたいのであれば、、、無風凧の指摘する「組織成長速度論」を一度、じっくり考えてみてください。いつでもコンサルしますよ。

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音楽は融合作用を持つのか?

Youtubeには、色々な音源がある。そこで、非常に珍しい音源を発見した。

ロシアのボリショイ劇場オーケストラが演奏するフィンランディア(指揮は西本智実さん)。なぜ珍しいと思うのか。それは、この曲の成り立ちにある。

当時、帝政ロシアの圧政下にあったフィンランドの「愛国心」を象徴し、独立への大きな貢献をしたのが、Sibelius の作曲したFinlandia。ロシア政府は、Finlandiaの演奏を禁止した、という歴史がある。そのFinlandiaを、ロシアのオーケストラが演奏しているのだから、驚かない方がおかしい。

もっとも、調べてみると、フェドセーエフ指揮モスクワ響、ムラビンスキー指揮レニングラード響など、幾つかの演奏・録音があるので、そんなに珍しい事ではないようである。

今日は、早速、西本智実指揮ボリショイ響のFinlandiaを聴いてみた(動画だが音だけ)。第一印象は、「可もなく不可もなく」。言い換えれば、100年前の「わだかまり」を感じることはない。無風凧の好きな演奏か?といわれると、即答で否、なのだけどね。

ここで考えたことは。政治・武力が「国を分ける」作用を持つとするなら、音楽は「国を融合する」作用をもつのだろうか、ということ。五線譜は世界の共通語、とよく言われるが(実際は民族音楽など五線譜では無理な物も多い)、音楽自体、世界の共通語なのだろうか。
無風凧は、「英語が世界の共通語」には真っ向から反対の立場をとっているが、音楽が世界の共通語、融合作用ということは、喜ばしい事だと思う。

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残りは幾つ?

20171002 ハチの巣に群がる蜂たち:
蜂A:残りの巣は幾つ?私の場所、あるかしら?
蜂B:女王蜂はどこだどこだ?
蜂C:蜂の巣は、蜂の幼虫のためのもの。成虫(大臣経験者)は入っちゃだめだよ。

写真出典 GATAGフリー画像・写真集 パブリックドメイン
昨日今日の「希望の党」関連の記事を読んでいると、蜂の巣を思い出します。もっとも、政界全体が蜂の巣をつついたような感じではありますが。

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ぎっくり背中、そのに

一昨日。小康を得たと思っていたぎっくり背中(コチラ参照)。

今日は朝から大変でした。まず、毎朝のお散歩も中止。一日の半分をベッドの住人として過ごしました。

ベッドでは、山下和也の「システムという存在」を読書。まだ半分までしか読んでいませんが、とても分かり易くまとまりのある書物だと感じます。

無風凧は、システム論、と言う分野の研究者でもあります、、、いや、趣味程度といっておいたほうが良いかな。山下和也先生のお名前は以前より存じ上げていましたし、ネット上のブログ等は拝見していましたが、本は初めてです。

システムという存在、は、平易に書いてありますが、そのために逆に行間が広く、思っていたよりも読書速度が出ない。 最近、ゆっくり読書する時間が無かったから、今回のぎっくり背中は神様からの贈り物かな、と想いました。

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