組織成長の速度(ランキングについて考える88)
(1)日本ファーストの会。些か旧聞に属しますが、現在衆議院議員の若狭氏が代表を務めていますが、小池都知事が国政に進出するための政治団体、と言ってよいでしょう。先日(9/16)、国政の為の勉強会「輝照塾」を開講。
(2)都民ファーストの会。言わずと知れた、東京都の地域政党で、東京都議会の第一党。その前身は「希望の塾」。つい先ごろ(9/11)、代表が野田数氏から荒木千陽氏が変更。
(3)都民ファーストの会は、先の都議会議員選挙で大勝しました。。。が、新議員に政治未経験者も多く、失言防止のために、取材制限を設けているのだとか。
(4) かつて、、、小沢チルドレン、小泉チルドレン、そして小池チルドレン。これは以前に書いた記事を参照してください。 (コチラ)。
さて。(1)~(4)で、無風凧が言いたいことは、、、組織の成長の速度。現在の民主主義政治においては、「数の論理」が必要でですから、配下の議員数を増やす必要はありますが、その成長速度には限界があります。
組織の成長が早すぎれば、亀裂が生じるのも早い。これは、ランキングのオーバーシュート(コチラ 参照)の一例でもあります。その上で、組織人事の度重なる変更は、実態がどうであれ、党内ランキングが乱高下することであり、これもオーバーシュートと「ランキングが落ちたときのモチベーション課題」が起きることになります。
その上で、今回は、「国政」「都政」の上下関係があります、、、もともと国政を狙っていたのに、寄らば大樹の陰で、当時の小池新党に賭けて都政にいったん出た都議さんも居るでしょうし。
これらを総合して考えると、(些か暴言は自覚のうえで)小池都知事は少しオーバーシュートを起こしてしまっているでしょう。次の衆議院議員選挙が、、、どうでしょうね。意外と伸びないかもしれません。
さて。(1)~(4)で、無風凧が言いたいことは、、、組織の成長の速度。現在の民主主義政治においては、「数の論理」が必要でですから、配下の議員数を増やす必要はありますが、その成長速度には限界があります。
組織の成長が早すぎれば、亀裂が生じるのも早い。これは、ランキングのオーバーシュート(コチラ 参照)の一例でもあります。その上で、組織人事の度重なる変更は、実態がどうであれ、党内ランキングが乱高下することであり、これもオーバーシュートと「ランキングが落ちたときのモチベーション課題」が起きることになります。
その上で、今回は、「国政」「都政」の上下関係があります、、、もともと国政を狙っていたのに、寄らば大樹の陰で、当時の小池新党に賭けて都政にいったん出た都議さんも居るでしょうし。
これらを総合して考えると、(些か暴言は自覚のうえで)小池都知事は少しオーバーシュートを起こしてしまっているでしょう。次の衆議院議員選挙が、、、どうでしょうね。意外と伸びないかもしれません。
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