居酒屋フライドポテト問題
上司と居酒屋に入った際、「何を頼んでも良いよ」と言われて「フライドポテト」を頼む。これが是か非か、そして、「いつまでも学生気分でいるんじゃない」と言った上司の言葉が良いのか悪いのか。
今、ネットでは意外と盛り上がっている話題の一つで、勝間和代氏や松本仁志氏らも色々意見を述べています(コチラ など参照)。今回は、「居酒屋ポテトフライ問題」を取り上げてみます。
まず。サンデル先生の「ハーバード白熱教室」で扱う一つの「ケーススタディ」のように扱ってほしいと思います。ネットでも色々な意見が出ているように、白黒つけるには、「情報が少なすぎます」。上述の勝間さんの記事は、「こんな会社は潰れます」と煽情的に書いていますが、それも「彼女なりの一つの意見」であって、「絶対の真理ではない」ことを、きちんと理解して、居酒屋フライドポテト問題に接してほしいと思うのです。
その上で。無風凧としての、「経験的真理」を一つご紹介。これは、大企業の中間管理職や大学教員時代を含め、似たような場合はそれこそ1000回近く経験していますが、その中での「経験則」。
無風凧もよく「何を頼んでもいいよ、好きなものをどうぞ」と言います。その反応は様々ですが、、、
- 本当に好きなものを
- 即注文する
ことが出来る部下、もしくは学生は、押しなべて優秀です。結果をきちんと出してきます。
要らぬ遠慮をする学生は、大体、就活もままならない、、、というのが多かったし、部下はなかなか自立できない輩ばかりでした。また、さも好きそうに「これお願いします!」と即答で注文しても、本当は遠慮をしている、という場合もあると思いますが、それは、その後の結果が出ない、ということで、後日「ああ、遠慮しいなんだなあ、、、」と判明します。
中間管理職の皆さん、こういう視点で部下を見てみては如何ですか?
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