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500年前、500年後。

今から500年前、、、1517年と言えば、日本は、戦国時代真っ只中です。室町幕府が事実上権力を亡くしてしまい、応仁の乱を経て、しかし、織田信長が生まれる未だ前。20170819

同様に、世界を見てみると、コロンブスがアメリカ大陸を発見したのが1492年ですから、所謂「世界」の中にアメリカは入ってなくて、ヨーロッパ中心。そのヨーロッパも、今とは随分と様相が異なっていたようです。(図は、Cc 世界の歴史マップ サイトからダウンロードしています。)

この時代は、イギリスはまだ島国で田舎。ハプスブルク家がヨーロッパ征服(?)を強く進めていた時代です。今でいうフランスもスペインもすべてハプスブルク家のものとなっていってました。

この時代に、、、500年後は、アメリカが中心になっている、って考えた人は皆無でしょう。ハプスブルク家は今も血筋は絶えて無いけれども、ヨーロッパの覇者、という地位とは程遠いと言えます。

同様に考えて、500年後の世の中はどのようになっているでしょうか?今の時代を生き抜くのに必死で、500年後のことなんで考えられない、という意見も判りますが、しかし、どのような世界にしたいか、そのために、今はどのようなことをしなければならないか、と考えて日々を過ごすことは、非常に有意義なことと思います。500年後、地球が無くなっていてはならない、と考えれば、米国と北朝鮮の核戦争は起こしてはならない、というように。このように考えれば、国際関係の中の解決は、おのずといくつかのVisionに集約されるのだと思います。アメリカファースト、都民ファースト、みたい「ローカルには耳障りの良い言葉」が、いつまで通用するのか、改めて問うてみたくなります。

500年後。世界はもっとGlobal化が進み、「地球連邦国」みたいなものが成立しているのでしょうか?それとも、細かな国が現在のように多数存在していて、シノギを削っているのでしょうか?みなさんは、どういう「500年後」を描きますか?そのために、今、何をしたいと思いますか?

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