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叱る人。

「マナー違反をする他人の子供を叱るべきかどうか」──女性セブン読者の男女422名にアンケート調査を行ったところ、86.5%が「賛成」つまり「叱るべき」と回答した。わが子を叱れない親が増えたといわれる一方で、アンケートでは、「叱るべき」と考え、実行している人が多数派に。、、、<中略> ちなみに、「実際に叱ったり注意したりしたことはありますか?」というアンケート調査では「ある」という回答は72.3%だった。、、、、<後略>(出典は、コチラ (女性セブン)。下線は無風凧)。

この記事は、昨日のNewsポストセブンで見つけたモノ。とても良い傾向だな、と思う反面、首をかしげたくなる記事でもあります。

子供を社会が育てる、ということは必要です。その意味でも、「他人の子を叱る」ことは必要でしょう。86.5%の人が、そのように感じていることには、日本もまだ捨てたものではないな、と安堵します。

しかし。

実際72.3%もの方が、「実行したことがある」には、首をかしげてしまいます。、、、いえいえ、ここは日本語を正しく読みたいと思います。「実行したことがある」と「常に実行する」は違いますから。過去に一度でも実行したいことがある、という人が72.3%なのでしょう。ということは、常に実行する、という方はとても少なくても合点がいきます。

経験的な話で恐縮ですが、この5年間で、無風凧はこのような「注意する」場面は、一度しか目にしていません。その一度は、無風凧の同行者でした。無風凧と言えば、、、両手に余るくらいかな。

電車で靴のまま座席に座る、レストランで食器を叩く、病院の待合席で運動会をする、などはよく見かける光景ですが、あまり注意する人はいないようです。なぜ、しないのかな、、、

理由は簡単で、「親が居るから」ではないでしょうか。子供に叱る、というのは、結果として「親を叱っている」ことに他ならない。「親の顔を見てみたい」とよく言いますが、その親が居ると言いにくくなるわけです。

これも無風凧の経験ですが、親が子供を擁護することが80%以上です。つまり子供の非常識を「親が悪いと思っていない」もしくは責任逃れをする。いわく、「まだ子供だから」「元気があってよいじゃないか」「あんたが子供の頃はどうだったんだ!」

まだ子供だ、というのなら、親の責任において靴を脱がせましょう。元気があっても、病院で走り回るのは非常識です。最後の反論にいたっては、「親の親の顔が見てみたい」になりますね。ちなみに、無風凧が子供の頃、バスに乗った際に座席の隣にランドセルを置いたら「他の人が座れなくなるから膝の上に置きなさい!」と叱られました。

実際、「叱ること」は難しいです。子供をしかることは、大概の場合において「その親を叱る」ことになります。しかし、その労を厭わないようにしなければ、「おもてなしの国日本」の良さは無くなり、「表無し、の国」に成り下がっていくように思います。竹林の八人目である無風凧は、昨日の記事も含め、「叱る人」であり続けたいと思っています。

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