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構造と力(浅田彰著)

書斎の本棚を見ていて、ふと手にした「構造と力」。

何時読んだのか正確には覚えていないけど、修士の学生の頃だったっと思います。当時は、構造主義って何?みたいな時期で、入門書的に「情報インプット」で読んだ記憶があります。

パラフレーズ(同意味反復)が多い文章で、物理屋の無風凧としては、非常に読みにくいと同時に、「浅田彰って人はすごい文章力だ!」と浅田教入りしたくなったこともあります(笑)。

以来、、、ずっと本棚にいたわけで、、、何十年ぶりかで読み返してみたら。

思った以上に難しい。一文一文に引っ掛かりがある。パラフレーズであり、主張は明快であると判っていながらも、行間をひとつづつ埋めていく作業が、とても大変

これは、あたかも、力学の教科書を読む際に、「学生」として読むのか、「教師」として読むのかで違うような感覚。学生で読むなら、80%理解して次の教科書進み、その本を理解していく間に残りの20%が補間される、ということが許されるが、教師として読む場合は、学生からの質問を含め、行間を理解していかなくてはならない。だから、教師がみてやさしい教科書と、学生目線のでやさしい教科書は自ずと変わってくる。

学生時代は、学生として簡単に読めた本が、今はとてつもなく「重たい」本に感じられる。改めて、腰をすえて「構造と力」を読むとしよう。

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