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手抜き(時間短縮)のコツ(簡単料理講座)

忙しくて料理の時間がない、という主婦の皆さまもいらっしゃると思います。共働きだったら、どちらが夕飯の準備をするにしても、大変ですね。

今回から数度にわたって、そういう方のための、「手抜き(時間短縮)」のコツを書いてみたいと思います。世の中の「簡単料理本」には書いてない事ですから、じっくり読んでください。今回は、キッチンの外でできること編、です。

会社の帰りの電車の中。疲れているかもしれませんが、手抜き(時間短縮)はここからもう、始まっています。

  1. その日に作る料理を頭の中で整理する(無風凧は、一汁三菜もしくは四菜)。
  2. 調理の目標時間を決める。
  3. 調理の順番を確認する(頭の中でシミュレーションする)。
  4. できれば、手帳にメモをしておく(無風凧はもう慣れたからメモはしていない)。

では、少し詳しく見ていきます。

1.台所に立つ時間を決める(調理の目標時間を決める)、ことをおススメします。無風凧の場合、朝食は10分、弁当は20分以内、ランチは30分以内、夕食は1時間以内、と決めています。勿論、仕事の都合で遅くなったら、「夕食30分以内」なんてこともありますけど。時計を見ながら料理できるようになる、というのは、手抜き=時間短縮の第一歩です。慣れてくると、キッチンスタジアム風に「残り3分」なんて自分で言いながら、ゲーム感覚で楽しめます。

2.つぎに、待ち時間をつくらない、ことです。すこし言い方を変えれば、「待ち時間を短縮するための調理順を考える」です。

例えば、茹で野菜を作る時に、お湯をわかしますよね? このお湯を沸かす時間、待っているだけというのは時間がもったいないから、「野菜を切る」なんてことをします。お湯が沸いてから野菜を切るよりは、時間が短縮されるでしょ?まずはこんな「待ち時間」を徹底的になくしていきます。「火を使う調理」は、必ず、少なからず「待ち時間」がありますから、時間短縮の大きな着目点です。

3.待ち時間を作らない、ができるようになると、次にこんなことを考えます。一品づつ作らない。すこし言い方を変えれば、「2つ以上のの料理の作る順番を入れ子にする」です。

  • スープを煮込む時間に、焼き肉の下味をつける。
  • 焼肉の下味で漬け込む時間(待ち時間だ!)に、副菜の酢物をつくる。
  • 魚をロースターで焼いている時間に、野菜サラダを作る
  • カレーの煮込む時間に、翌日以降の一品料理として「鰤大根」を作る

今日はここまで。簡単でしょ?誰でもやっているようなことだと思いますが、これを「電車の中で整理しておく」だけで、調理時間は劇的に短くなると思います。一度、お試しください。

次回は、無風凧の調理例(ある日の夕飯)です。

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