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2017年6月

薫公会(好きな音楽2017年6月)

20170630 今月は、おススメの演奏会情報。お箏(琴)の演奏会はいかがですか?

「薫公会」演奏会

日時: 2017年7月30日 11:30開演
場所: 鎌倉市、生涯学習センター「きらら鎌倉」
入場料: 無料
曲目: 雪の幻想、春の姿、荒城の月変奏曲 他
演奏: 渡辺由布子、衛藤直美、衛藤嘉有子、谷富愛美 他
後援: (公益財団法人)日本伝統文化振興財団、邦楽ジャーナル、
夢箏の会、コンサート光ソサエティー

ホームページ: https://www.facebook.com/kunkokai2017/

以前、盲目の箏曲家「衛藤公雄」の記事をアップしました(コチラ 参照)。 衛藤公雄の門人有志が、衛藤先生の薫りを伝える、というモチベーションで開く演奏会だそうです。
衛藤公雄と言えば、カーネギーホールを満杯にした日本人二人目の音楽家(一人目はバイオリンの江藤俊哉さん)。その弟子たちが、どんな演奏を聞かせてくれるのか、、、楽しみです。

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さぼりじゃないぞ!雨宿りだぞ!

20170629 はとくん:
やあ、無風凧さん、珍しい所で会ったね。僕はサボってるんじゃないぞ。雨宿りしているだけなんだ。

写真出典 自前のARROWS
ビルの窓の先に、、、鳩さんが雨宿り。雨を恨めしそうに眺めていました。梅雨本番、、、うっとうしい日が続きます。

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独自の指標?(ランキングについて考える80)

またぞろ、選挙で騒がしくなってきました。2017都議会議員選挙です。今回は、小池新党というか「都民ファーストの会」がどこまで躍進するか、自民党が「もりかけ」問題で劣勢のなかどこまで挽回するか、、、などがニュースをにぎわしているようです。

そんな中、こんな過去記事に行きあたりました(コチラ 参照。) 些か古い記事ですが、前回の都議選の「選挙力」のランキングです。

ランキング学専門家の無風凧としては、実に興味深い記事です。というのも、「選挙力」の定義自体は、得票率からの読み替えですから「原始ランキング」です。しかし、軸をオフセットすることによって、分かりやすくなったような「気がする」。その意味では、説得力がある。しかし、その数値に「選挙力」という名前をつけること(つまり記号化)によって、数値が違う意味で一人歩きを始める可能性が非常に高い。そんな事例だからです。実に面白い。

少し、詳しく説明します。

上記記事の筆者は、選挙力を次のように定義しています。

選挙力= {(本人得票数)ー(次点得票数)}/ (当確得票数)} × 100

お分かりの通り、一つの選挙であれば、ランキング(順位)は、本人得票数のランキングと同じです。次点得票数を引いてもそれは変わりません。地域が幾つかに分かれていることを補正する意味で、もしくは比較可能にする意味で、当確得票数で割っています。つまり、違う地域の「一票の差」を是正するために、選挙力では、「当確得票数で割る」ところに、独自の指標、、、「選挙力(という記号)」の意味があるわけです。一票の格差を織り込んだ、と言えばよいでしょうか。

経営指標の中に、利益率という言葉があります。この利益率も、「資本利益率」や「総売上げ利益率」のように分子の形で変わるものや、「営業利益率」「純利益率」のように分子によって変わるものがあります。同様に、この選挙力も、分母の選び方によって、その見え方、意味が変わってくる、という指標です。

ただ、、、この選挙力の「数値」がどの程度の意味を持っているのか、選挙力の1の違いが、例えばほかの何に等価交換できるのか。ここの意味づけがなされないと、「選挙力」という言葉が独り歩きするような気がします。その意味では、「選挙力」を改めて考察する必要があるように思います。

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どこまで続くのか、、、藤井4段29連勝

中学生棋士藤井4段が、昇段以来無傷の29連勝で、連勝記録を更新しました。ここまで来たら無風凧も素直に「化け物」と認めます、、、この連勝記録、どこまで続くのでしょうか、藤井4段、頑張って下さい。

藤井効果で、空前の将棋ブームになりつつあるようです。デパートのおもちゃ売り場では、将棋セットがバカ売れらしいし、きっとスマホやiPhoneの将棋アプリも売れているのでしょうね。

藤井人気に水を差すわけではありませんが、このブームをあたかも「禊」がわりにして風化させてほしくないのが、昨年の三浦九段冤罪事件。損害賠償の話までは進んだようですけど、将棋ファンの納得のいく形での解決にはまだ至ってないと思いますので、是非是非、きちんとした解決を見せてください。

このブームで腹立たしいのがもう一点。どのテレビ局も、ひふみん事加藤一二三実力制第四世名人をコメンテーターとして使っています。雑誌社出版社からも引っ張りだこで、年内16冊の出版を予定しているのだとか。でも、よくよく考えてみてください。それ、将棋界の発展にプラスになりますか?TVの視聴率稼ぎと同じ構造で、「あきられたらポイ」が見えているように思います。

せっかくのブームですから、もっと大輪の花を咲かせるように、佐藤会長のリーダーシップの下、一丸となって活動してほしいと思います。

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タカタの倒産に思う

エアバックの超優良会社だったタカタが、1兆円を超える負債を抱えて倒産しました。製造業としては戦後最大級。

タカタのエアバック不具合(欠陥)については、改めて書くことはしませんが、最初に指摘されたのはもう10年も前。不具合をひた隠しにする体質は、ある意味では東芝と相通じるものがあったのかもしれません。

それより、今回の倒産で思うのは、タカタの子会社はどうなるのか?。大企業が倒産すると、連鎖倒産が起こるわけで、今回のタカタもその例にもれません。その意味において、タカタの隠ぺいは、二重の罪を犯したことになります。

エアバック自体の需要数が変わるわけではないのですから、ある意味ではタカタの「残骸を引き取るキーセフティーシステム」の下請けになればよい、と考えればよいのでしょうけど、そうはならないのがこの世の常。最初は体よく事業継続していても、ある意味で合理化・リストラ、、、して、雨散霧消してしまうのでしょう。

このような実態を考えると、、、東芝問題を含めて考えるわけですが、、、ある程度以上に企業が大きくなる場合は、その子会社も含めた「保全」、つまり、万一の破産リスクに備えた保険を具備しなくてはならない、という法律が必要になってくるように思います。

企業が成長するときに、次期への投資の一部を保険に回す。これは、企業成長の速度を一見送らせているように見えますが、実際は、足場を固め、より強固な企業へと成長するために必要なことだと考えるのです。

如何でしょうか?

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今日もトレーニングよ!

20170625 はなちゃん先生:
さあ、無風凧さん、今日もトレーニングよ。さあ、タオルを投げて頂戴!

写真出典 特命希望様ご投稿
いつの間にか、無風凧のトレーニング → はなちゃんのタオル遊び、になってしまった感がありますが、、、それもまたよしかな。
今日の関東地方は実は雨。お散歩できないのが残念です。

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アウフヘーベンと折衷案(豊洲か築地か)

都議選の公示を前に、「まさかこうなることは無いよねえ、、、」と書こうと思っていた矢先、小池都知事が示した東京市場の解決案が「豊洲・築地の折衷案」。両方生かすという発想は悪くないのですけど、「まさか。。。」の案であんぐりしています。以前、無風凧は、「別次元の解答(コチラ 参照)」として、「複数分割案」を示しましたが、それとは似て非なる解決案です。

東京市場の問題を、「筑地か豊洲か」という二択問題と捉えれば、「筑地ブランドも生かす」と言えば耳障りのよい小池案は、アウフヘーベン(止揚、一つ上の視点からの解決策)した、良い案のように見えますが、、、お互いの「欠点を見えにくく」したうえで「問題点の先送り」をするというのが現実ですから、結果として改悪、と捉える方が良いように思います。

今日の主張は、アウフヘーベンさせるときは、「お互いの欠点を消す」ことに評価点があるのが本来の姿である、違う評価点を作って、総合点が増えるからよいでしょ、というのは、往々にして「良くない折衷案になる」、ということ。これは今回の東京市場の問題に限らず、自分の会社の問題、組織の問題などを考える際に、是非是非肝に銘じてくださいね。

あとは、蛇足です。

今回の「筑地豊洲折衷案」は、都議会議員選挙対策であることは、明白。つまり、選挙の「票」を取りに行っているわけです。この視点で、この折衷案を採点すると、やはりあまり良い点は付けられません。

以前、「目標の作り方」という記事を書きました( コチラ 参照)。 この時にも書きましたが、「ビジョン」と「マイルストーン」は、明確に分ける必要があります。選挙公約は、ビジョンで戦うのが正しい。ところが、東京市場移転問題は「マイルストーン」の領域での戦いになっています。

世論の動きで、「マイルストーンで戦わざるを得なくなった」という背景は理解できますが、小池陣営としては「損をした」ということは否めません。

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カリカリ

20161123 よしくん(右):
無風凧さん、最近カリカリしているね。
かなちゃん(左):
少し休んだ方が良いみたい。

写真出典 自前のα350
今月は、単に無風凧の気持ち、を翻訳しただけです。。。
このブログが始まった2008年4月23日から、毎月23日は「毎月犬の日」となっています。よしくん&かなちゃんは、二代目の毎月犬。今後ともよろしくおねがいします。

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どこの責任?

これも実話。

とあるサービスの問い合わせを、その企業のWebFormから行いました。WebFormで問い合わせた後、ページ上には「お問合せ内容確認のために、ご登録のメールアドレスにメールをお送りします。」と表示されました。

ところが、10分待っても20分待っても確認メールが来ない。再度WebFormからと言わせても確認メールが来ない。結局、問い合わせてから12時間近くたった今に至って、確認メールは届いていません。

最初の問い合わせをして1時間半ほどたった時に、電話で「WebFormからの問い合わせは受理されていますか?」と電話で確認すると、「受理されています」。「確認メールは送られていますか?」と尋ねると「送っています。エラーなどで戻ってません」

理由は全く分かりませんが、その企業が正常に送ったメールが、無風凧のところに届いてない。これは、Webメールで見ていますから、メーラーが外したわけでもなく、また、迷惑メールフォルダーも含めて全てチェックしています。

結局、メールが一通、どこかに行ってしまいました。

まあ、ここまででも、非常に気持ち悪いのですが、その企業の方いわく

「WebFormからの問い合わせはメールで行います」
「届かなくても、わたくしたちの責任ではありません」

最後の「責任ではない」、、、、言いたい気持ちは判りますが、お客様視点では「問合せに応えてない」ことになるわけです。

無風凧にとっては、「メールで返答する」とした以上、お客様の手元に届くところまでが企業の責務だと思うのですが、、、皆様、如何お考えになりますか? 届かなかった場合、どこの責任だと思いますか?

[追記] その企業からのほかのメール、つまりDM等は全て届いている状態であること、そして、SPAMや迷惑メールフォルダなども全部チェックして、やはり届いていない状態であることを追記させていただきます。

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祝!28連勝

藤井新四段がやってくれました。プロ入り以来、黒星無しの28連勝。プロの将棋の連勝タイ記録です。おめでとうございます。

今年の一月、加藤一二三九段との対局の際、「かつての最年少棋士と、新最年少棋士」だと思っていたのですが、もともとはその程度の認識しかありませんでした、、、奨励会時代の期待度、としては、渡辺竜王の方が上だった。

藤井四段の快進撃、どこまで続くのでしょうね。

次いで、というわけではないですが、もう一つ将棋ネタ。

先日の将棋講座で、千田六段の勉強方法が紹介されました。千田六段と言えば、昨年の三浦九段冤罪事件の時に、一致率の話で一躍有名になった棋士です。将棋連盟随一のコンピュータ将棋通と言ってよいでしょう。

その千田六段。コンピュータ将棋の数値化データを信頼して、指し手の「良否を判断」しているのは、とても驚きです。参考にしているのではなく、コンピュータ= 正しい としての良否判断。これは、心底驚きました。

もう一つ。棋譜並べは古来最良の勉強法だと思いますが、千田六段は、「コンピュータ同士の対局」の棋譜を並べている。人の対局ではないのです。これも晴天の霹靂でした。

藤井新四段の勉強方法は、どんななんでしょうね?

いずれにせよ、千田六段の勉強方法を見て、「将棋の世界も大きく変わったな」と、ちょっと寂しくなりました。

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ここは涼しいよ。

いるかさん:
無風凧さん、暑そうだね、、、ここは涼しいよ。一緒に泳ごうよ。

20170620

写真出典 GATAG フリー写真素材集4.0 撮影 Claudia14さま (Pubric Domain)
明日から梅雨本番、と聞いてはいますが、今日は無茶苦茶暑い一日でした。水のなかのイルカくんがとっても羨ましい、、、でも、無風凧はカナヅチですから、イルカくんとご一緒出来そうにはありません。

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限定合理性と政治家

経済を勉強するときに、必ず勉強する言葉に「限定合理性」があります。限定合理性とは、「合理的であろうと意図するけれども、認識能力の限界によって、限られた合理性しか経済主体が持ち得ないことを表す(Wikipedia)」という意味です。

この「限定合理性」は、何も経済の世界だけではありません。人は誰しも、能力の限界があります。その限界の中で情報を収拾し、思考・判断して実行に移します。

この限られた情報収集を少しでも効率的に行う為に、現代ではネットは大流行、ということが出来ます。kakaku.comを始めとして、「最安値」を提示するサービスは、限定合理性の求める経済人モデルに合致します。

また、どのお店が美味しいか、という情報は、Netとは逆に「信頼できる友人」の情報やおススメを無条件で信じてしまうことも経験したことがあるでしょう。これも限定合理性の中で、一つの最適解を出しているわけです。

さて。ここまでは「経済」の話。続いて、政治の世界で考えてみましょう。政治家の方が情報収集するときにも、その能力限界は存在します。その意味では、必ず限定合理性の中で、政治判断をしていることになります。

政治情報が定量化出来れば、政策.com みたいのができて、最良政策を選ぶ、なんてことが出来るでしょうけど、それは出来ません。だから、自分で「目や耳で集めた情報」を元に政策を立てていくわけですが。

ここで、「友人リコメンド」というのは、生きています。政治判断に、「伴侶」の考えの影響が皆無ということは無いでしょうし、友人とゴルフに行って、その打ち上げのビールパーティーで話した内容がきっかけになる、なんてことは日常茶飯事と言えます。

このように考えれば。つまり、政治的なDirectionも、限定合理性の中でなされていることを受け入れれば、、、、首相の友人の意見が政治判断に影響することは、人間の本質として認めざるを得ないことになります。この「友人の意見」のなかで、「公正無私」な意見と「私利にまみれたもの」の区別をする能力こそが、政治家に必要な能力だと言えます。

逆にいえば、「公正な意見」を述べる友人と、それを「判別する能力」を持った人こそが、政治家にふさわしい、ということが出来るでしょう。今の政治家の中で、何人指が折れますか?

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鯖とトマトとブロコッリーのイタリア風炒め

無風凧は「マンネリ化」することが大嫌い。これは料理でも同様です。同じ食材を前に、「もっと美味しい料理は」と悩むこともあります。

今夕は、無風凧としては新メニューの「鯖とトマトとブロッコリーのイタリア風炒め」
を作りました鯖は塩サバで結構です。
材料(二人前):
1. 鯖のフィーレ半身
2. ニンニク2欠、オリーブオイル適用
3. トマト、エリンギ、ブロッコリーなどなど
作り方
1. フライパンにスライスしたニンニクとオリーブオイル(大匙一杯程度)を入れて火をつける。
2. 熱くなったら、鯖を入れる。
3. 鯖に大凡火が通ったら、一度フライパンか出して、フレーク状にする。
4. 鯖を戻して、トマトなど色々な野菜をてきとうな大きさに切って炒める
5. 塩で味を調える。
「鯖の骨」対策が大変ですが、それさえこなせば「超簡単」な料理です。皆様にもおススメです。

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ターゲットをロックオン!

20170617 秋田犬くん :
あの先に、エサがあるのか、、、ターゲットをロックオン!

写真出典 【犬の桜苑・神戸星陵台店】
なかなか目力がつよい秋田君、意志の強さを感じさせますね。

さて。
最近知り合いになったのですが、無風凧の朝の散歩コースに、おおきな秋田犬がいます。当初は全く気が付かなかったのですが、「わお、わお~ん」と美声で歌っていた声に惹かれて探して見付けました。その後時々、お散歩中に会うのですけど、秋田犬くんはいつも大声で歌います。朝6時のお散歩なので、、、もうちょっと小さめの声で歌ってほしいな、と無風凧は思っています。

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督促状

あまりに頭に来たことがあります。

とあるお店の会員費を、毎月決裁しているのですけど、そのお店から督促状がきました。なんでも、3か月間、支払われていない、らしい。。。

毎月、カード決済ですから、急に支払われない、ということもおかしいわけで、カード会社に確認したところ、

「そのお店からは、4月以降、請求されていません。」

請求していない癖に、督促状を送ってくるとは、、、しかも。そのお店に確認の電話をしたところ、コールセンターの方は要領を得ない。
「今すぐは無理なので、調査してなるべく早くご回答します。(コールセンターのヨコイさん)」

と言ったまま、もう2日以上、連絡もない。こんな接客、ありえないと思いませんか?

どこでどういうミスがあったのかはわかりませんが、
1) 無風凧はあらぬ疑いをかけられた
2) そのお店は、真摯な態度で接客していない(二日以上も無しのつぶて)。
という状況で、今も無風凧は頭に来ています。

無風凧は。何も「悪いこと」「迷惑をかけること」をしていません。ケアレス・ミスすらしていない。それなのに、少なくとも精神的には非常に苦痛を与えられています。先方は、もし謝罪するとしても、形式的にいやいやながら謝罪するのでしょう。先方担当者は逆恨みすすることがあるかもしれませんが、こちらがうけたダメージの万分の一も痛みを感じることは無い。

D.コースのコストセオリーの立場で言えば、適当にお金を払っておけばよいのかもしれませんが、それでは理非が立ちません。だから、こういう状況には、徹底的に戦います。

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加計問題の本質的解決策、、、ISO27001 視点

会議を行ったら議事録を書く。

何か問題が起これば、上長に報告して、場合によっては更にエスカレーションする。。。。

物事の決定には、その決裁者=責任者が明示されている。。。。
秘密書類は、守秘度を明記の上、アクセス履歴を残す。。。。

こういった作業は、情報漏洩に関する国際規格「ISO27001(通称ISMS)」に明記されている事項です。言い換えれば、「組織が情報を守るための最低限のルールとして守りましょう」とISOが提唱しています。

このルール、誰でも「首肯」できる内容ばかりですが、実行しようとすると少し手間です。でも、情報漏洩から組織を守るためには、必要なこと。

そして、よくよく見ると、、、今回の加計問題は、これらがすべて機能していれば、何の問題も起きなかったことです。加計問題に限らず、TVネタになる国会での論争は、籠池問題にしても豊洲問題にしてもオリンピック招致問題にしても、ほとんどこれらの不備によって起きています。

何故学習しないんでしょうね、、、官僚と国会議員の皆様がISO27001 のルールの上ですべての業務を行うこと、これこそが、国政を考える上での本質てな解決策だと言えます。

# 注: ISO27001 が万能、とは思っていません。現時点で参照にするなら、という位置づけです。

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祝!パンダのあかちゃん。

20170614 子ライオン:
パパ、、上野動物園のリーリーとシンシンにベビーが誕生したんだって。

百獣の王:
それは目出度い。
子ライオン:
僕、ベビーパンダのお祝いに行ってきたいんだけど、ダメ?

Cc 写真出典 GATAGフリー写真素材4.0 撮影MilaLKDJMH様
可愛い子には旅をさせよ、と言いますからね。ライオンさん、ご子息をお祝いに行かせてあげてくださいな。五年前の赤ちゃん誕生の際の記事は コチラ

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法律の不備が起こした事故

東名高速で、車が飛んだ!(こちら 参照)。

東名高速で、観光バスと乗用車がぶつかった事故は、その映像のインパクトの影響で、有名な事故になりました。ここ最近、スキーバス事故など、運転手の過労働が原因とされている事故が相次いでる中、今回の事故では、バス会社の事前対策(新型車両、シートベルト着用の徹底など)が賞賛されています。

そのような中、この乗用車が代車だったことも一因ではないか、と指摘している記事があります(毎日新聞、コチラ 参照)。

古くは代車、レンタカー、最近はカーシェアリングを始めとして、「自分一人のものではない」車を所有・運転する機会が増えています。これは、車購入のコストを下げることや、メンテナンスにかかる手間を軽減させること、そしてその日の気分で乗る車種を変えることが出来る、など、良い所づくめのように聞こえます。ここ数年で成長したビジネス分野でもあり、何かビジネス大賞をとったような記憶もあります。

しかし。これには、大きな法整備の不備、というか法律が後手に回った点があります。

それは、無風凧が「1.5種免」と呼んでいる免許。即ち、「自分の物ではないの車を運転するための免許」が存在していないこと。その意味では、代車運転も、1.5種免が必要になります。

誰だって、慣れていない車では事故の確率が上がります。まして、最近はAI(人工知能)のお蔭で色々な安全機能がついている分、その使い方に慣れなくてはならず、また、ある意味ではおせっかいだな、とおもうこともあります。昔なら、MT車に慣れた人がAT車になかなか乗れなかったのと同様ですね。

このような「慣れない」車に乗ることは、事故の原因となります。なので、慣れない自動車にも「きちんと対応」することが出来る=自分の所有している車ではない車を運転する免許、が必要なのです。

今、AT車とMT車では免許が異なります。オートマ限定の免許では、マニュアル車は乗れません。同様に、慣れていない他人の車、や、違うテクノロジーの車を運転するための免許が必要だと思うのです。

このように考えると。東名の事故は、代車に対する法律の不備が起こした事故、と言えなくもありませんし、今後、1.5種免未対応のための事故が増大することが予想できます。加計問題を早く解決して、もっと実のある法律論議を国会でしてほしい、と思っています。

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東芝の本当の財産とは。

半導体事業の売却が遅れ、再建に赤信号が灯っているといわれている東芝。以前、このブログでも書きましたが、その割には「従業員は旧態然」としていて、、、危機感が薄いように思います(コチラ 参照)。

さて、その東芝。テレビアニメ「サザエさん」の一社提供のスポンサー。そしてこの経営難に、スポンサーを降りることも検討中だとか(コチラ 参照)。

無風凧の視点でいえば、「最悪な一手」です。企業としての「東芝」の本当の財産は何か?を考えていない施策です。これに比べれば、半導体事業売却の方が、まだ「まとも」と言えるほどです(半導体事業売却も、ありえない愚策)。

今の東芝にとって、最も大切な財産は、「信頼」のネットワーク以外の何物でもない。よく経営資源は人、モノ、金、(情報) などと言いますが、これは「資源」です。財産ではありません。勿論、換金価値のある財産を「換金」することで「資源化」することは古来まっとうな施策ですが、財産でも「信頼価値=ブランド価値」は、おいそれと「換金」してはいけません。

「サザエさんシンドローム」という言葉まで生まれたアニメ「サザエさん」。そのスポンサーであり続けることの「信頼」は、なにものにも代えがたいものです。スポンサーを降りた、というニュースのNegative Impactこそ、はかり知れません!

まあ、同情すべき点もあって、金策に追われ過ぎていて、哲学が不在なのでしょう。

やはり、、、東芝の経営陣は、無風凧のところに一度、勉強に来た方が良いように思います。いつでもどうぞ、待ってます。

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お見合い写真?

20170611
はなちゃん先生:
無風凧さん、昨日の分も、今日はトレーニングしてくださいな。

写真出典 特命希望様ご投稿
この写真は、秀逸ですねえ、、、、はなちゃん先生の「お見合い写真」にしてもよさそうな感じがします。

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3333

今日でこのブログが始まって3333日目。基本的には毎日アップです(途中、一回だけネット都合で少し超えた日がありました)。こんな記念日ぐらい、ブログのことを忘れて遊びたいな、と思うのですけど、一度切れてしまうと、また3333日かかる記録です。だから休めない、、、というのが無風凧の性質。今日も朝からブログです。

でも。毎月10日は「はなちゃん先生のトレーニングの日」ですが、それはちょっとずる休み、です。

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麟祥院のちよちゃん(5)

20170609 ちよちゃん:

無風凧さんのカバンの中、何が入っているの?それって、美味しい?
写真出典 自前のARROWS
本郷で打ち合わせのあと、麟祥院までちよちゃんに会いに行ってきました。連日、看板犬としての業務過多なのでしょうか。かなりお疲れのように見受けられました。

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ミサイル実験(ランキングについて考える79)

今朝もまた、北朝鮮のミサイル実験がありました。今年になって10回目だそうです。なぜ、こういう挑発と思われる実験が続ているか、、、ランキング人仮説で考えてみると、北朝鮮のある側面が見えてきます。

以前書いたように(コチラ 参照)、金正恩氏が実質的(意思決定できる)トップでいる間は、有事は無い、と考えています。では、なぜ示威行為が続いているか。

それは、側近の力関係、つまり「ランキング人」にあると分析します。

北朝鮮のトップは金正恩氏です。そのTopには「キツネ(組織論でいうキツネ)」が沢山います。キツネは、トップからの「ランク」、つまりどれだけ重用されるか、のランキング人です。ランキングを上げるためには、金正恩氏に喜んでもらう必要があります。。。

さて。今の金正恩氏の関心事の中で、一番「心地よく聞こえる」のはどんな言葉でしょうか、、、それは、きっと、「アメリカにも負けない軍事技術がどんどん開発されています」という言葉では無いでしょうか。その実験をすることで、キツネは自分のランキング、つまり金正恩氏の重用ランクが上がっていく、、、
こういう構図になっているので、ミサイル実験が続いているのだと推察します。

このように考えると(少し飛躍があるかもしれませんが)、北朝鮮の意思決定は、キツネに牛耳られている、のかもしれませんね。

補足:
キツネが北朝鮮の実質動かしているとすれば、有事はありえます。キツネにとって大切なことは、金正恩氏に「心地よい言葉」をきかせることなのですから。

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急げ急げ!

20170607 カタツムリ君:
やっと九州で梅雨入りしたと思ったら、明日は関東でも梅雨入りだって。急げ急げ

By 写真出典 GATAGフリー写真素材3.0 撮影 55laney69 様
カタツムリ君、九州の梅雨入りに立ち会ったのでしょうかね(笑)。
梅雨の時期は、カビ対策が大変です(泣)。

6/8追記: 関東の梅雨入り、今日でした、、、(爆)

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祝?佐藤天彦名人防衛

つい先ほどの話。

佐藤天彦名人が、稲葉八段を下して、名人位を防衛しました。佐藤名人、二期目おめでとうございます。

ただ、、、今回の名人戦、なんとなく無風凧としては不満です。丁々発止のねじり合いの勝負というよりは、一方的な流れの勝負が多かった。昔、無風凧の時代でいえば、加藤vs中原や中原vs大山のような、がっぷりよつの名勝負、が無かったように思います。

もっと高段者が見れば、今年の名人戦も名局そろいなのかもしれませんが、、、無風凧としては、とても残念な第75期名人戦でした。

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ツバメの巣立ち

今朝。

お散歩帰りにツバメの巣を確認したところ、既に巣立ちした後でした。今年は、あまり子燕たちと会話できなかったことが残念ですが、立派に巣立ったことはとても嬉しいことです。

と、応援しつつ、今日はまだ仕事中なので、これにて失礼します。

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やっとMacになじんできましたが、、、

Taichi21が古くなってきたので、MacBookを実戦配備する! と宣言してから3か月がたちました(前回は コチラ 参照)。ようやく、MacBookに慣れてきた、、、というか、Taichi21との出番が拮抗してきた、という感じです。

と言っても(ここからが 無風凧らしいところです)。

MacをMacとして使っていない! MacBookを使うときは、ほとんどが、ターミナルでUnixマシンとして使いたいとき。

勿論、WordやPowerPoint資料などは、Presention Toolとしては使いますが、それは、Windows前提で、Macはただの おまけ。 Mac用のKeynoteなどは使っていませんし、MacでPresentationを一から作ることもほとんどありません。

でも!

ターミナル(Bash)使って、vi でEdit,簡単なPerlで処理系を書いたり、、、というのは、圧倒的にMacが楽です!!

ということで、MacBookを Unixマシンとしてつかうことで、ようやくMacになじんできました。

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樽の上のしばわんこ

20170603_2 樽の上のしばわんこ:
ココはカフェだよ。持ち込みは辞めてね。僕がチェックしてるんだ。

写真出典 自前のARROWS
先日、品川での打ち合わせのとき。アンナミラーズから下を見ると、しばわんこが樽の上に寝てる?! 帰りがけにさっそく表敬。とても人懐こいわんこでした。

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会えてよかった。そろそろ巣立ちだよ。

20170602 子ツバメさん:
無風凧さん、ようやく会えたね。ぼくたち、もうすぐ巣立ちだよ。

写真出典 自前のARROWS
そうなんです! ちょっとバタバタしていて十日近く会わない内に(前回は コチラ 参照)、もう立派な子ツバメ! 明日にも巣立ちそうでした。元気でね! Auf Wieder Sehen!

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もし社会形成のための絶対的な真理があるとするなら。

Cogito Ergo Sum (我思う、故に我あり)。

この言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。カントの方法序説に載っている、第一原理です。カントは、この「我思う、ゆえに我あり」を出発点、つまり「絶対的な真理」として、方法序説を組み立てていきました。

人が生きていく上で、若しくは社会生活を形成する上での「絶対の真理」というものは、何があるのでしょうか。例えば、ベンサムは最大多数の最大幸福の原理、という原理を述べていますが、これなどはベンサムの功利主義を少し離れた命題としてとらえれば、ある意味では「真理」としても良いでしょう。同様に、ロールズの「マキシミン原理」もその候補といえるでしょうし、キリスト教でよく言われる「汝、隣人を愛せよ」も、この命題の上に色々な哲学や施策を組み立てていくことが出来ますから、「絶対の真理」の一つです。

しかし、ここに述べた3つを始め、色々な命題は、いずれにしても論理的な破たんを見つけることが出来ます。例として(適当ではないとかもしれませんが)、パリ条約から離脱するトランプ大統領の行動と、ミサイル発射で示威行為を続ける金正恩委員長とに、同じ原理で説得することができますか?できないでしょう?

その意味では、「自分ファースト」というのは、個人の行動原理としては絶対かもしれませんが(アダム=スミスの「見えざる手」)、それで社会が上手くいくわけはない(少なくとも戦争は起こる)。

ここで、議論は少し飛びますが、無風凧は、「最小迷惑行動原理」が絶対の真理になるのではないかと思っています。もう少しいえば、ここでいう迷惑とは「線形応答範囲内の迷惑」なんですけどね。

自分が何か行う。その結果で、喜ぶ人も迷惑を受ける人もいる(迷惑を受けない、という場合は殆どありえない位ですけど)。ここで、人に与える「迷惑」を最小にするように行動する、というのが社会生活を考える上での「第一原理=真理」だという考え方です。

最小不幸に近いようですが、最小不幸の原理ではない。というのも、最小不幸は、不幸の絶対量を最小にすることを考えていますが、無風凧は「復活できること」が絶対の条件として加わっているから。

パリ協定は、他国への「迷惑」を小さくするために、必要。パリ協定によって、アメリカ国内の化石燃料業者に迷惑がかかる、という方がいらっしゃるかもしれませんが、もともと、人がいない地球を考え、そこから「迷惑が掛からないように(最小迷惑になるように)」世の中を構築すれば、そもそも論で、いずれは「化石燃料を少なくしていく」ことが導出されます。このように、「最小迷惑の原理」を用いれは、世界の秩序は守られていくと考えます。

ちょっと筆足らずな表現ですが、今日はここまで

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