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森内俊之十八世名人(ランキングについて考える77)

第75期名人戦も今日から第三局。佐藤名人、稲葉挑戦者の熱戦が期待されます。

名人、と言えばいささか旧聞に属しますが、十八世名人資格保持者の森内九段がフリークラス宣言をしましたね。連盟サイトなどは、意外と「ひっそり」と発表していました。
森内九段は、第75期A級順位戦で最下位になり、B1級への降格が決まっていましたら、それを嫌っての「フリークラス宣言」と思われています。これは、、、ランキング人仮説的にも納得できます。
プロの将棋の世界は、「順位戦」「竜王戦」などというランキングが存在しています(将棋界の詳細は、ご自分でお調べください)。このランキングの一つ、順位戦の「最高位」がA級順位戦。です。このA級に所属することは、棋士としての「ステータス(つまりはランキング)」が最高であることを意味しています。
森内九段は、「自分の納得するランク」がA級順位戦だったのでしょう。というのは、「竜王戦」の一組から陥落した時は、現役を続行しましたから。このことから判ることは、「森内九段の考える将棋タイトルのランキング」は、「順位戦が竜王戦より上」ということ。だから、竜王一組から落ちたときはフリークラス入りせずにA級陥落でフリークラス宣言したわけです。
森内九段は、今後はフリークラスで将棋をさし、将棋連盟の運営面などで活躍が期待されています。森内十八世、頑張ってください。

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