有事はありうるのか2(ランキングについて考える76)
前回の続き(コチラ 参照)。
というのは、ある方から「ランキング人仮説に従うと、どういう場合に有事になりうるのか?」という問い合わせがありましたので、それに答えたいと思います。
今回は、まず前回の「前提=USからの攻撃は無し」を外します(仮定である「トップのみの判断」はまだ生きています)。
こうすると。
ずばり、USからの攻撃による有事 はありえます。
ランキング人仮説での理由は、「2位以下を叩くことによって、1位を堅持することができる」から。その意味では、「中国からの攻撃」もありうるでしょう。それ以外の国で、北朝鮮と「ランキングを競う」ことやランキングを維持することに血道を上げる国が見当たりませんから、結果として、USと中国からの先制攻撃なら、有事になりうる、と考えます。
ランキング人仮説での理由は、「2位以下を叩くことによって、1位を堅持することができる」から。その意味では、「中国からの攻撃」もありうるでしょう。それ以外の国で、北朝鮮と「ランキングを競う」ことやランキングを維持することに血道を上げる国が見当たりませんから、結果として、USと中国からの先制攻撃なら、有事になりうる、と考えます。
それから、今度は「仮定=トップのみの判断」を外してみましょう。こうすることによって、北朝鮮国内の「ランキング人」の動向を考える必要が出てきます。例えば。
1. 洗脳教育により、USより上のランキングに居ると思っている人が、そのランキングを維持するために、US叩きで発射ボタンを押す場合。
2. ランキング1位を目指すには、USを攻撃するしかない、と思っている人がいて、ダメ元(窮鼠猫を噛む?)で攻撃を仕掛ける場合。
1. 洗脳教育により、USより上のランキングに居ると思っている人が、そのランキングを維持するために、US叩きで発射ボタンを押す場合。
2. ランキング1位を目指すには、USを攻撃するしかない、と思っている人がいて、ダメ元(窮鼠猫を噛む?)で攻撃を仕掛ける場合。
3. 金正恩氏を「超える」たいと思っているランキング人がいて、その「超える手段はUSへのミサイルスイッチを押すこと」と短絡思考している場合。
このような場合には、つまり、金正恩以外の要因でなら北朝鮮からの攻撃もあり得ます。
こう考えると、本当に「一触即発」だということがお分かりいただけるかと思います。
こう考えると、本当に「一触即発」だということがお分かりいただけるかと思います。
| 固定リンク
コメント