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2017年4月

35年前の電子ピアノ(好きな音楽2017年4月)

無風凧のマンションには、35年前に買った電子ピアノ(KORGのキーボード)があります。ここ10年ほど、ホコリをかぶっていたのですが、先日、久しぶりにケースから出しました。

そして、おそるおそるスイッチオン、、、、
きちんと音が出ます!
今の電子機器なんて、5年ももたないものが多いのに、10年以上電源入れた無かった35年前の電子ピアノは、故障していません、、、
いえいえ、正確には、少し不具合有りました。
1. 電源コードの収納部分のプラスチックが劣化して取れた。
2. スピーカーが、片方音が小さい
3. ある一つの鍵盤だけ、時々、叩いた音と違う音がすることがある
今回、久しぶりに電源を入れたのは、音取りするため。逆にいえば、今回の用途には全く問題ありません!
昔、、、この電子ピアノを弾いていた時は、まだ少しだけ手が動いていたんだけど、今は音取ですら、かなり苦労しています(爆)。

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GWGWGWGWGWGWGW

鯉のぼりさんたち:
今日から、GWだ、GWだ、GWだ、GWだ、GWだ、GWだ、GW,だGWだ、、、、
20170429

写真出典 自前のARROWS
今日、移動中に見かけた風景。 川に泳ぐ、鯉のぼりたち、初夏を思わせますね。ところで、GWって、なんの略だと思いますか?

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久保亮五 熱学・統計力学(裳華房)

今日。

大井町線に乗った時のこと。

大学生と思しき学生が電車の中で、なにやら問題を解いている。興味あるので、ちょっと覗いてみると、、、なんと統計力学。何か見覚え有るな、、、と思っていて表紙が見えた瞬間、懐かしい「大学演習 熱学・統計力学」の文字が。

言わずとしれた、久保亮五先生の書かれた演習書で、無風凧も大学の3、4年から修士の頃にかなり頑張った記憶があります。

そんなこともあって、いま、「おススメの統計力学の教科書」をぐぐってみると、今でもトップに君臨しているんですね、久保本。

教科書売り場に行けば、無風凧が学生だった頃に比べてはるかに多様な教科書が棚に並んでいますが、結局、名著は名著。言い換えれば、「出来る学生のための教科書は30年変わっていない」ということでしょうか。

なんか、物理の本をぐぐったりしていると、学生時代がなつかしく思い出されます、、、というわけで、以下はよた話。

無風凧が統計力学を「最初に本気」で勉強したのは、松原・藤井の「統計力学(マグロウヒル)」。今ではもう出版されていなようです。この本はボロボロになるまで読んだ記憶があるし、今のマンションにももってきていると思います。

そのあと、、、大学院の2年のころに、ランダウ・リフシッツの Statistical Physicsを英語で読もうとして、途中で飽きちゃった(諦めた)。

その後。。。今から15年くらい前に、伊藤伸泰先生が翻訳されたグライナーの教科書を頂いて読みました。そして「凄く丁寧だなあ、、、」とおもったのが、統計力学の最後かな。この本、翻訳は既に絶版の様です。

統計力学と言えば、久保先生も忘れられない方ですが(何せ、最後のレギュラー講義を聴いたのですから。無風凧の成績表には久保先生の名前が入っています)、無風凧にとっては北原和夫先生も忘れられない方です。東工大の研究室で、助手の方が入れたコーヒーを一緒に飲みながら色々教えていただきました。北原先生の非平衡物理の教科書も、就職して何年目かに、読みました、、、今ググると、これも絶版。ちょっと寂しい。

なんか、物理の思い出の教科書、が今後シリーズ化されそうな予感(爆)。

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有事はありうるのか2(ランキングについて考える76)

前回の続き(コチラ 参照)。

というのは、ある方から「ランキング人仮説に従うと、どういう場合に有事になりうるのか?」という問い合わせがありましたので、それに答えたいと思います。
今回は、まず前回の「前提=USからの攻撃は無し」を外します(仮定である「トップのみの判断」はまだ生きています)。
こうすると。
ずばり、USからの攻撃による有事 はありえます。
ランキング人仮説での理由は、「2位以下を叩くことによって、1位を堅持することができる」から。その意味では、「中国からの攻撃」もありうるでしょう。それ以外の国で、北朝鮮と「ランキングを競う」ことやランキングを維持することに血道を上げる国が見当たりませんから、結果として、USと中国からの先制攻撃なら、有事になりうる、と考えます。
それから、今度は「仮定=トップのみの判断」を外してみましょう。こうすることによって、北朝鮮国内の「ランキング人」の動向を考える必要が出てきます。例えば。
1. 洗脳教育により、USより上のランキングに居ると思っている人が、そのランキングを維持するために、US叩きで発射ボタンを押す場合。
2. ランキング1位を目指すには、USを攻撃するしかない、と思っている人がいて、ダメ元(窮鼠猫を噛む?)で攻撃を仕掛ける場合。
3. 金正恩氏を「超える」たいと思っているランキング人がいて、その「超える手段はUSへのミサイルスイッチを押すこと」と短絡思考している場合。
このような場合には、つまり、金正恩以外の要因でなら北朝鮮からの攻撃もあり得ます。

こう考えると、本当に「一触即発」だということがお分かりいただけるかと思います。

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ルール(Code)の階層2

ルール(Code)の階層その2です。

昨日のニュースで、面白い事例がありましたので、まずは御紹介(コチラ など参照)。

事例:
アントニオ猪木氏が友好のために北朝鮮を訪問しました。成田の入出国の際に、税関で足止め。すべての荷物を開けてチェックが行われました。猪木氏は、「友好のために訪朝したのに」と、不満タラタラだったそうです。
皆さんも、似たような経験、あるのではないでしょうか?
前回の「ルール」(Code)の階層」を参照にして考えると(コチラ 参照)。
L1(公的なルール): 税関でチェックをする。
L4(私的なルール): 友好の為で、税関でチェックされるはずはない。
このL1とL4で矛盾が起きているわけです。 猪木氏は、日本人の法律に従うべき人である、という意味では、 L4はL1に内包されている「べき」なのですが、実際は内包されていません。
L2とL3のCode矛盾は、JCO東海原発のバケツ臨界事故が分かりやすい例でしょう。
L2: 会社のマニュアルで定めた手法
L3: 現場で決めたやりかた(バケツ臨界事故の場合は、バケツで行う)。
東芝の粉飾決裁も、ルールの階層化モデルで説明すれば、説明が分かりやすいので、皆さま一度考えてみてください。東芝の場合は、L2とL3の間に、L2.1、L2.2....と複数の階層があります。
ここで、下位の階層の人は、「悪いと思っていない」もしくは「悪いと思っていても抗えない」という特徴があります。
最後に宿題。 辺野古の基地問題をルールの階層化問題で解説してみてください。

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あたちも9歳!

20170425 はなちゃん先生:
無風凧さん、あたちも9歳!このブログと同じ年なの!!

写真出典 特命希望様ご投稿
はなちゃん先生は、このブログのご愛読犬?! 一昨日を記事をお読みになっていたようですね(コチラ 参照)。はなちゃん先生のお誕生日も、2008年の4月だそうで、、、奇遇ですね。

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「有事はありうるのか」(ランキングについて考える75)

北朝鮮vs米国の関係が緊張化しています。一発触発、という所まで来ているのではないでしょうか?

有事がありうるのか、について、ランキング人仮説に基づいて考えてみましょう。というのも、金正恩おトランプも、行動は完全に「ランキング人」ですから。ここでは、ランキング人仮説に加え、次の仮定をおきます。

仮定:北朝鮮も米国も、開戦の判断はトップの判断のみである。
加えて、ニュースなどで報じられている情報を前提とします。
前提1。 米国は、先制攻撃はしない(報復攻撃しかしない)。
この前提を置くことにより、とりあえず「金正恩がスイッチを押すか?」のみに問題を簡略化出来ます。
ランキング人は、「より上のランキングを目指す」「自分で満足するランキングが存在する」という行動規範をもっています。金氏が、この2つの行動規範に対して、現状をどうとらえているか、がスイッチを押すか押さないかの分かれ目です。
金氏の思考・状況判断(Netニュースなどからの無風凧の視点で列挙)
1. 現時点で、アメリカ本土までミサイルは飛ばない(事実認識)。→ 技術力はUSに勝てていない。
2. 北朝鮮は、中国よりは「ランキングが下である」ことは甘受する
3. 韓国や日本よりは北朝鮮が上、と思っている(可能性がある)。
このように考えると、
A. USの上に行くためには、USを直接叩かなくてはならない → 弾が届かない → 北朝鮮から開戦はない。
B. 自分のランキングを守るために、近隣各国を叩く可能性がある。 → 北朝鮮からの開戦がありうる。
のどちらかです。ここで、「USが、Bの場合に報復にでることを明言すれば」、北朝鮮は「自分のランキングを維持することが出来ない」ことになります。もしかすると、ランクをおとす可能性もあります。 よって、ランキング人仮説的には、北朝鮮からの開戦は無い、と結論できます。
ここで。現代の戦争は、侵略戦争では無く「破滅型戦争」だということを、付記しておきます。というのは侵略によって国を大きくしていく前提の有事は、考慮外、としたからです。現実問題として、第二次大戦までの意味での侵略戦争は、現代の科学技術下ではもう無理でしょうね。

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今日で9歳

20161123 かなちゃん(左):
今日からこのブログも9歳になるのね。

よしくん(右):
長いようで短いようで、、、やっぱり長いのかな?
写真出典 自前のα350
そうなんです。 2008年4月23日に開始したこのブログ、今日で9歳になります。最初の記事も、わんこ二匹でした(コチラ 参照)。その後、毎月23日に出てきてくれていた「毎月犬」も、今は二代目のよしくんとかなちゃんが頑張っています。今後とも、このブログをご愛読くださりますよう、お願い申し上げます。

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ルール(Code)の階層

少し間が空きましたが、ルール(Code)について。

皆様の近くにもこういう事例、いくつかあると思います。

会社支給のマニュアルには、「A,B,Cの順番で」と書いてあるけど、現場(工場内)では、A,C,Bの順番で行っています。

いわゆる、現場判断、ですね。
この「現場判断」がなされた時点で、ルールが2つある、ということはご理解していただけると思います。
これに近いものは、社外と社内においても起き得ます。 法律では、勤務記録の改竄はしてはいけないことになっていますが、実際の企業ではサービス残業などを含めて、実態よりも短く記録することが慣習化している、という事例は、ブラック企業のニュースなどで良く聞きます。これも、ルールが二つある、ことになります。つまり、法律と職場のルール。
上述の「残業問題」の場合は、「法律」というルールに従うと、「職場のルールは違法」ということになりますが、その組織に属している限り、「職場のルール」に抗える人は少ないのではないでしょうか。
法律 と 職場のルール を考えたり、現場判断の考え方を入れたりすると、私たちは、少なくとも、4種類のルールをうまく切りまわしているように思います。

L1:世間一般のルール(法律や条例、国際規格)
L2:属している組織のルール1(会社のルール)
L3:属している組織のルール2(所属部署のルール)
L4:自分のルール
無風凧は、このように、ルールには4つの階層がある、と思っています。勿論、大きな会社になれば、L2.L3がもっと多層化するかもしれませんが、まあ、モデルとしては、この4つで十分かと思います。
問題は、このルールは、「包含関係」が成立していない、ということです。これが、色々な組織が脆弱化していく大きな原因であったり、不正の温床だったりするのです。。。。詳細は改めて。

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簡単白和え(簡単料理講座17)

超手抜き、5分で出来る簡単白和え。

用意する物:
1. とうふ 1丁
2. ゴマドレッシング 大匙1~1.5
3. 白だし or 麺つゆ 小匙1
4. 適当な野菜など。おススメは、生昆布。

作り方:
1. 豆腐は、水抜き出来ればしたいのですが、時間が無い時はそのまま。
2. 野菜は、出来れば千切りやみじん切りにする。
3. 豆腐と野菜をボールに入れて、上述2,3の調味料を全部入れる。
4. あとはぐちゃぐちゃに混ぜる(和える)だけ。
美味しく作るポイントは、味を濃くしないこと。今日の夕飯では、細かくしたブロッコリーと昆布で楽しみました。

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これは犯罪だと思うのですけど、、、

これは「犯罪」だと思うのですが、皆様のご意見を聞かせてください。

業者から「マンション購入のおススメ」のような電話、皆様にも良くかかってくると思います。

無風凧は、「興味はありません。二度と電話をしないでください」と言って切るのですが、しばらくすると、また掛かってくる。

迷惑電話番号に登録しても、その会社は複数の電話番号を持っているようで、毎回違う番号で掛けてくる(もしかしたら、同じ番号で掛けてることもあるかもしれないけど、迷惑電話で撃退できている)。

これが、「男女間の問題」なら、「ストーカー」という事になるでしょう。では、不動産勧誘だったら?

宣伝や電話勧誘は、ある程度までなら「正当な商行為」ということになるのかもしれませんが、無風凧としては「明らかに度を過ぎている」と感じています。それに、例えば「不明な電話からの電話は取らない」とすると、無風凧のビジネスや人間関係に支障をきたします。だからと言って、電話に出て「○○マンションの、、、」と聞いた瞬間に、イヤ~な気持ちになります。つまり、無風凧は損害を被っています。
やはり、犯罪になるのだと思います。。。。皆様はどのようにお感じになりますか? もし、犯罪だとして、この場合は、どんな法律を違反にしていることになるのでしょうか?

今日もまたこの手の電話が掛かって来て、ちょっと精神衰弱気味の無風凧でした。

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東芝、何が残るのか、、、

昨日、東芝分社化の報道が駆け巡りましたね(コチラ など参照)。

この報道を見て、「やっぱりそう来たか」と思い、落胆しています。これって、無風凧の言葉で言えば「20世紀型MBA」の典型的な解決手段。ハーバードやMITスローンなどでMBAを取得した「エリート」な方の好みそうな手段で、結果として成功した例は無いといってもよいです。

この手法の特徴。
1. 解決手段には全くイノベーションがありません。
2. 「東芝HeadQuater」というコストセンターのみが「喰いッパグレない」というメリット、言い換えれば「HeadQuaterだけが生き残る」手法です。
3. 東芝が「グループである(多角化してきている)」という「安定化メリット」をみずから捨てています。

こんなことになるかなあ、、、とは思いながら、以前、「東芝、頑張れ」とい記事で、「無風凧なら3年でV字回復できる」(コチラ参照)をアップしたんですけどね。今報道されているような分社化では無理です。

まだ今からでも、ギリギリ遅くありません、、、綱川さん、無風凧のところに遊びに来ませんか?分社化してしまったら、おしまいですよ。。。何も残らなくなります。アポは、コチラ まで。

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Linux

コンピュータの話をガチで書くのは初めてかもしれません、、、無風凧は、普段Windowsを使っていて、最近はMacBookも使うようになってきましたが、もともとはUnix使いです。自宅PCも、Linuxだった時代が長かった。

Win98の頃、、、経営や企画を業務として行うようになってから、数値解析や論文書くよりもパワポで資料作り、ということが増えてしまい、UnixからWindowsに移行しました。

この昨日から今日にかけて。久しぶりにUnix(正確にいえば、CentOS)でMail、Webのサーバー構築をしました。と言ってもVPS上に今まで動いていたサーバーの不具合対策。ちなみにこのサーバーは、3年ほど前に当時の部下君が実際の作業を行ったもので、今は、何処にいるのか、、、という状態。サーバーが不調になり、一から再構築、ということになったのです。

無風凧がLinuxを扱っていた頃は、httpはまだほとんどなくて、サーバー構築と言えば、Sendmailとftpとtelnetと、、、という感じ。今回は「昔取った杵柄」で何とかなると思ったのですが、これが甘かった。予定では2時間もあれば、というつもりでしたが、実際は丸一日かかりました。 あまりに複雑になっていることと、LinuxもDistributionが多くて、その「方言」が正しいかどうか、からチェックする必要があります。 Web上にある有益な情報も「本当に無風凧のシステムに使えるか?」から検討する必要があります。結果として、想像以上に大変な作業でした。
お蔭で今は正常に動くように。でも、もう二度とやりたくないな、と思いました。

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上を向くと、、、

20170417 燕さん:
無風凧さん、お久しぶりね。まだ戻ってきたばかりで片付けが済んでないの。今、主人が飛び回っているわ。

写真出典 自前のARROWS
昨日(コチラ 参照) の馬さんの勧めに従って上を向いて歩くと、早速懐かしい顔。 商店街のツバメの巣に、ツバメが戻っていました。まだ「巣のメンテナンス」しているように見えます。これから、だんだん賑やかになっていくんでしょうね。

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上を向いて。

20170416 馬さん:
無風凧さん、下ばっかり向いてちゃ、僕と話が出来ないじゃないか。もっと上向いて歩こうよ。

無風凧としては、、、なんとなく、見下されている感じがするんですけどね。。。。
写真出典 GATAG フリー画像・写真素材集3.0
By 撮影 Bev Goodwin

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企業と個人の力関係

皆さんは、こういう事件があったこと、ご存知でしょうか。

[事件概要]
航空会社(ユナイテッド航空)が、「1.急に自社の職員を乗せることになったたために」「2.チケットを持っていた客に対して」「3.警察沙汰にしてまで下ろしてしまった」という事件がありました(コチラ 参照)。
[事件概要ここまで]

この事件は、USで起きたうえに、被害を受けた客が裁判沙汰にする、ということで、そしてYoutubeで映像が流れたことで有名になりました。その結果、企業が個人に謝罪(損害賠償含む)するという結果になるでしょう。つまり、個人 > 企業 という結果です。

しかし。

上記でも、「本来乗るべき飛行機に乗れなかった」という点では、企業が個人より強い。警察を使った場合、「客=個人」の主張は「企業」より弱かったわけです。つまり、客 < 企業です。

一般的には、特に日本人ではこうはいきません。上記のシチュエーションで、警察沙汰になって下ろした後、客が会社にクレームをつけたとすると、、、多分、ハードクレーマーということになり、営業妨害等で、逆に客の方が訴えられることがオチです。つまり、「往復ビンタ」で客は損害を被る。だから、黙り込んでしまう、、、のではないでしょうか。日本ではどうやっても 個人 < 企業です。

もう一度よく考えてみてください。事件概要を読んでもわかるように、客は「降りる」べき理由が見つかりません。逆に「乗る」ための正当な権利を有しているのです。それでも、企業の力は強くて、我儘を通してしまう。個人 << 企業 です。

社会学者やCSR関係の学者などは、「こういう企業は、人気が落ちてお客がなくなるという報復を受ける」と言います。 世論(客の集合体) vs 企業になれば、客の集合体が強いかもしれません。しかし、被害を受けた個人(上記の例でいう「客」)には、何の補償もなされない、という意味では、結局 個人 << 企業です。
更に。
個人感情として「溜飲が下がる」方法は、無風凧が考える限り存在しません。「不買運動」などというのは、大多数が行うから効果があるので、一人だけで行ったら返って自分が不便になります。ユナイテッド航空には絶対に乗らない、と上記の客が思ったとしても、ユナイテッド航空は痛くも痒くもありませんし、客は、自分の移動手段を「自ら限定してしまう」ということで、不利益を被ります。まして、「あの客はクレーマーだからチケットを発券しない」などという手段に出てくる可能性も0ではありません。このように、感情を晴らす手段すら存在していないのが 個人と企業の力関係なのです。個人 <<< 企業です。

結論として。
現代社会の力関係は 個人 <<< 企業 です。これからの世の中、個人が企業に対して対等な力関係になる、これが必要なことだと無風凧は主張します。

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虎は死して皮を留め人は死して名を残す。東芝は?

東芝の半導体部門の売却が、当然とはいえ、迷走しているようです(たとえば コチラ 参照)。

東芝は、会計不正や原子力事業の失敗やら、、、で今は上場廃止の危機に面しています。無風凧としては、3年でV字回復できる、と思っていますが(コチラ 参照)、上述のように半導体メモリ事業を売却するとなると、「回復ってなに?」というそもそも論になります。

つまるところ、「何をもって回復というか」。

東芝という社名だけを残したいのか。 それとも、従業員を守りたいのか。 経営陣のポケットが潤えばよいのか、、、

今の東芝から半導体メモリを取ってしまうと、Cash Cowがなくなることになるのは、周知のこと。なので、「東芝」という名前(=ブランド)だけを残すために、稼ぎ頭の半導体を売ってしまうのか?という、大きな疑問にぶち当たります。

経営陣は、何を目的に半導体の分社や売却するのでしょうね。見かけ上の黒字には全く意味がない。虎は死して皮を留め人は死して名を残す。では東芝は?
3年後、生き残った東芝は「何をしている会社」なのでしょうか?

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桜と電車

20170413

横線と桜。ちょっと良い感じです。今年は、随分長い間、桜を楽しめています。

初めて、スマホから写真付きのアップです。上手く行くかな?

[4/14追記] 写真が上手く表示されなかったので、やり直しました、、、写真付きの投稿は、Androidからは無理かも。

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社長(企業)の施策ポリシー、政治家(国家)の施策ポリシー

トランプ大統領の施策に、疑問を持っている方は多いと思います。なぜでしょうか?マスコミ等では語られていない、根源の理由は、企業人と政治家の「施策ポリシー」の違いにあります。

企業は、利益を最大化すればよい。 N種類の商品の中で、赤字になる商品があっても、全体としての収益が最大になるように施策する。

これを、、、、国家施策として行ったらどうするか。 例えば、10個ある産業の中で、9つが最高益を出す施策だが、一つだけは赤になる。 一般的には、政治的国家的な施策は、すべての事象において「マイナス」にならな策が尊ばれる。

つまり、企業人は、純粋に期待値を最大にする、とすれば、政治家は、「少なくともすべての人がマイナスにならない」という条件下で、期待値を最大にする。

このたった2つが、社長と大統領の「施策の考え方」違いであり、トランプ氏はいつまでたっても社長的な判断をしてしまう。だから、皆さんはトランプ大統領の施策に???となってしまうのです。

皆さん、目から鱗、だとおもいませんか?

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まだかなあ、、、

20170411 はなちゃん先生:
無風凧さん、今日も忙しいのかちら、、、まだトレーニングに来ないわ(-.-#

写真出典 特命希望様ご投稿
いつもはなちゃん写真のご投稿ありがとうございます。今日は、きちんと(?)トレーニングしました。\\(^.^)//

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明日にしてください

はなちゃん先生へ:
今日は、小さな出張なので、トレーニングは、明日に延期してください。


このブログは、初めてスマホで書いています。上手く行くかな?

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森・森

2017年3月31日で引退された棋士、森けい二九段と森信雄七段。加藤一二三九段の引退が大きく取りざたされていますが、このお二人も忘れてほしくない。

森けい二九段と言えば、やはり名人戦での「坊主頭」でしょうか。当時小学生だった無風凧にはとても印象的でした。それ以上に、、、博打好き。先崎九段のエッセイの中にたびたび登場していて、とてもギラギラした勝負師、の印象があります。近年のポートレートは、少し枯れていて残念、、、な感じがしていました。

もう一人の森信雄七段。今は、「聖の青春」で有名になった故村山九段の師匠として有名かもしれませんが、かつては将棋世界誌での次の一手や詰将棋の選者として大活躍。特に、次の一手である「スーパートリック」で、次の一手の問題作成を一般の将棋ファンに広めた功績は、とても大きいと思います。森先生、もう引退ですか? 冴えんなあ、、、

さて。 第75期名人戦は、挑戦者稲葉八段の先勝で幕をあけました。今年はどんな熱戦をみせてくれるのか、楽しみです。

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自己責任

昨日今日巷を騒がせている今村復興大臣の「自己責任」発言。今村大臣の発言の是非は横に置いて、「自己責任」というキーワードで無風凧の考え方を記したいと思います。

世の中に「絶対」はありません。ですから、自分なりに、「何が許せて何が許せないか」の優先順位を決めることです。この優先順位を決めるときに、「被災する可能性を許せるか」が重要になってきます。

無風凧は。

「身の安全と最低限の安心のできる生活」が最優先です。そのレベルをレベルAとしておきます。このAを実現することが、「国や地方公共団体に任せて可能か?」が、最初に考えること、つまり優先順位のトップです。出来なければ、実現できるように、自分で行動します。
ここで。安全、が絡むと、取り返しがつかない事態になることがあります。例えば、被ばく(放射能汚染)などは取り返しが付きません。レベルAには、当然「被爆しない」ことが含まれますから、自分自身の「自主判断」を行う必要があるのです。
そのように考えると、繰り返しになりましが国がレベルAを実現できるかどうかの見極めは、「自己責任」でしかありません。加えると「レベルAを実現する」事自身も、無風凧的には「自己責任」。公的手段+自主手段で実現するもよし、100%自分で行うもよし。

さて。ここでレベルAと書いてきましたが、これは「人」によって異なります。同じ人でも、場所や時代によっても変わってくるでしょう。このように人によって異なるレベルAであるにも関わらず、「大勢に対して一種類の判断基準」を設置することは困難です、というか不可能です。
政治は、つまり政治家の判断は、この「一種類の基準」を決めることはしますが、それに対して満足するかしないかは、それこそ十人十色。全員が満足する物になることはあり得ません。
つまり、本音で全員が満足する施策をつくることは不可能ですから、どんな場合でも、「自主避難」するこを「自己責任」で行う人は出てくるわけです。

さて。ここままで見てきた通り、この自己責任で自主避難した人に対して、どのような「補償」をするべきかはわかりませんが、少なくとも、このような形で自己責任を取った方に対して、何らかの補償する仕組みが必要だ、と結論することができます。

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いきなり暑い。。。

20170407 狼さん:
雪の中の駆けっこは、風がヒンヤリして気持ちいいぞ!

写真出典 GATAG 無料写真・フリー素材集 4.0  撮影 lobocba_15 様
By東京は桜が満開しましたが、、、無風凧は、いきなり暑くて大変です。 狼さんみたいに、雪の中を走り回りたい、、、

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珈琲断ち

ここ一か月、珈琲断ちをしている無風凧。中毒症状(?)もようやく終わり、カフェインレスな生活を楽しんでいたのですけど、、、、

今日の午後の打ち合わせ場所がTimes Cafe@神楽坂。このカフェは、フリードリンク・セルフサービスです。そう、よくファミレスにあるようなフリードリンクです。。。。

まったく、何の躊躇もなく大好物の「コーヒーのコーラ割り(コチラ 参照)」を作って、飲んでしまい、、、飲み終わってから、「あっ!やっちゃった、、、」。
習慣というのは恐ろしいものですね。それに、打ち合わせ内容が頭の中にあって、無意識だったというのも、コーヒーを飲んでしまった敗因でもあります。

また一から、珈琲断ちします。。。。

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究極のクレーム対応

ある勉強会に参加して、実話として聞いた話が、余りに面白かったので紹介です。

ある大手カフェ・チェーンでは、時間によっては「正社員が一人もいない」ことがあるそうで、、、そんなときに、お客様からクレームが付き。

客: 責任者の方を出してください。
アルバイト: 今日はアルバイトしかいません。
客: では、エリアリーダーか本社の方と話をさせてください。

ア: 電話で確認します。お待ちください。
この「電話で確認します」、が曲者で。 客がタイムオーバーでお店を出ていくまで、なんだかんだ電話が続くのだそうです。その報告者曰く:

「クレーム対応要員(コールセンター)を置く必要もなく、アルバイトだけで解決できる究極の方法です」

無風凧も、妙に納得してしまいました。たしかに、正社員も居なければ店長も居ない状態で、しかも電話対応も無いまま時間が過ぎれば、次の予定などがあれば、タイムオーバーで一件落着になります。

同様に、コンビニやファストフォード店など中心に、「外国の方しかいない」時間があります。言葉が通じなくてクレーム付けられない、、、よって、クレームが落着する、というのは上記カフェの例のVariationですね。

何かおかしい、何か間違っている、とは思いながら、「コスト理論」の立場では論破できませんでした。どなたか、コスト理論でも「間違っている」ことを説明していただけませんか(笑)?

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集合時間の怪(ルールについて考える)

これは、、、とある、応援団での実話です(若干端折ってます)。

明日の全体集合が4年生(幹部と呼ばれます)の間で、10時 と決められました。この全体集合と伊野は、1年生から4年生まで全員が「整列」する時間です。ですから、全員、その時間までに場所にいます。そして、三年生のリーダーに「明日は10時だぞ」と伝えます。

下級生を実質統括ている3年生は、「万一の遅刻があってもいけない!」と3年生以下の集合時間を9時45分に設定しました。そして、2年生に「9時45分だぞ!」と伝えます。

でも、、、2年生は、自分達で「遅刻者がいてはいけないから、自分たちの集合時間は9時半にしよう」と決めます。そして、2年生のれんらくもうには9時半、として、、、そして1年生にも「
9時半厳守!」と通達します。

1年生は一番下っ端ですから、絶対に遅刻は許されません。「9時に集合しよう」ということになりました。。。。ただ、Aさんに連絡をするBさんは、「Aさんは良く遅刻をするから30分早い時間を伝えておこう」と「8時半だよ」と連絡しました。

そのAさん。一度遅刻した経験があるから、二度と遅刻は許されない!とばかりに「8時集合場所に行こう」と決めてしまいました。

当日、集合したとkに、4年生の言葉は、、、、「今日は、大切な先輩が11時に来て下さるということで、遅刻はできないから、10時集合にした」、、、と。

Aさんは皆さんが「リスクをヘッジ」するつもりで少しづつ積み重ね、結局3時間も早く現地に到着していました。

さて。 笑い話っぽいと思われるかもしれませんが、このような「忖度」「リスクヘッジ」はいたるところで行われています。これこそ、日本の国民性、ともいうべき出来事です。

森友問題も、豊洲問題も、このような「良かれと思ってきめたローカルルール」が蓄積され、本来のルールとかけ離れてしまった結果、なのかもしれませんね。

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花にキッス

20170403 モズさん:
桜って、やっぱりいいわよねえ、、、、キスしちゃう!

写真出典 自前のα350
桜にキスしたくなる気持ちは良く分かります! 満開の桜、もう暫く私たちの目を楽しませてほしいものです。

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エイプリルフール

20170402 昨日の記事(コチラ 参照)は、如何でしたか? エイプリルフールだ、とすぐに気が付いた方も多いのではないかと思いますが、、、はい、エイプリルフールです。

このブログは、Niftyさんがブルグサービスを続けている間、ずっと続けていきます。乞うご期待!

写真は、今日、近所を散歩した時のもの。暫しの急速です。そういえば、東京はもう満開、だそうですね。

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暫しのお別れ

大変残念なお知らせですが、、、業務繁多で、ブログの更新を一時断念せざるを得ない状況になってきました。

2008年4月23日の第一回から3266日目、です。途中、一回だけ深夜0時を越えたことがありましたが、海外出張中も毎日更新していました。ギネスを狙っていたんですけどね。
ご愛読の皆様、復活の歳は、またどうぞよろしくお願いいたします。
2017年4月1日  無風凧 拝

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