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ポピュリズム

トランプ氏が大統領にえらばれて以降、「ポピュリズム」という言葉が各方面で聞かれるようになりました。昨日(1/29)の「笑点(日本テレビ)」の中でも、二代目圓楽が、ネタとして使っています。

ただ、、、このポピュリズム。少し誤解されて使われているな、と感じることがあります。人によって、理解が少しづつ違うのかもしれません。

最近、ちょっと驚いているのが、「ポピュリズム→ 大衆主義 → 民主主義」という理解をして会話している方がかなりいらっしゃる、ということ。そして、「ポピュリズムだからトランプは正しい」という、いわば「短絡理解」は、少し背筋が寒くなります。

かつて、「総論OK各論NG」という言葉が流行しましたが、ポピュリズムは、「各論OK発言者NG」と理解する方が良いかもしれません。「各論が全てOKならばその発言者はOK」というのが一般的な論理ですが、ポピュリズムにおいては、「各論はその賛同者が多いところでOKを取り続けるため、すべての各論がOKにみえるかもしれないが、実際は各論も常にOKとは限らず、その発言者はNG」を指す、と言えば分かりやすいかもしれません。もしくはそのような「政治的説得手法」と割り切るべきでしょう。

ということで今日のお願い。
池上さんを始めとしたTVやネットでの識者の方々、まず「ポピュリズムの定義」をしっかり伝えるようにお願いします。


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