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残業100時間

残業100時間、、、皆さんは多いと思いますか?

電通社員の過労自殺事件以降、この手の話題が良く取り上げられています(たとえば コチラ 参照)。

「私たちが、世間の常識からずれていることは、認識しています。部署にもよりますが、100時間を超えている人はほかにもいるので、そんなに驚く数字ではありません」

例えば、今現在の小池都知事。月間の「残業時間」ってどれくらいでしょうか? 数え方にもよると思いますが、100時間は優に超えていると思います。管理職に残業は無い、って建前ですが、管理職だったらよいのでしょうか? 社長なら過労死は起き得ない?そんなことはありませんよね?


組織論で「仕事へのMotivation」を論じる際に、勿論給料は一つのMotivation ですが、実際は「忠誠心」「興味」「貢献欲求」などなどもMotivationです。趣味が仕事になってしまえば、ストレスなく仕事できることになります。。。外圧と給料、以外の要因で「残業」する場合においては、ストレスは低いばかりか、逆に「生きがい」になることも良くあることです。

要は。 本人の自覚、責任感、そして外圧と、給料(サービス残業?)の「微妙なバランス」の上に成り立っているわけです。一概に時間だけを見て多い少ないを言うべき問題ではありません。

経営者の皆様は、もうお気が付きでしょう。 どのように「Motivationを管理するか」が過労死対策には重要なこと。残業時間のコントロールだけ行っていても、もしくは昨今流行の「ストレスチェック」の結果をもってきても、それは傍証にすぎません。

いかに、一人一人の従業員のMotivationを管理するか、これこそが経営(の中の人的資源管理)の最重要ポイントです。そして、、、

貴方の企業における最初の「従業員」はあなた自身です。自分自身の「Motivation管理」、もう一度よく考えてみてください。

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