悪しき前例か。。。
「記憶にございません」は、ロッキード事件の時に有名になった言葉で、政治家は都合が悪くなると「忘れるんだな」と、無風凧は子供の時に感じていました。
今回の豊洲問題では、これの上を行く発言を見つけました。
間もなく84歳になる年齢の影響もあって、たとえ重大な事柄であっても記憶が薄れたり、勘違いをしたりすることも考えられます (出典 Jcastニュース)
石原慎太郎元都知事の発言です。記憶にないのではなくて、年齢的に無理だ、という、、、生物学的には、正しい事を言っているとおもいます。でも、この発言(正確にはFAXでしたけど)は悪しき前例になります。 上記のVariationとして、、、、
「すでに5年も前の事であり、職場も変わって違う業界の業務に邁進しています。旧職のことは既に忘却の彼方であり、勘違いや間違いも多くなると思いますので、発言は控えさせていただきます」
というのは如何でしょうか?上記なら50歳くらいの方が言ってもある意味で「納得」してしまうのではないでしょうか? 更にVariationとして、、、
「最近の報道を繰り返してみているうちに、記憶の転化が起きているように思います。自分の記憶と違うような気がしている部分が本当は事実なのかも、と思い始めており、自分の記憶に自信が持てません。」
なんてのは、いかがでしょうか? 記憶の転化は実際によくあることです。こういってしまえば、もう責任追及ができなくなりますよね?
そういう意味で、今回の石原発言は悪しき前例になってしまうように感じています。
| 固定リンク
最近のコメント