もたれて指す
先日。
TVで電脳戦での山崎八段のドキュメンタリーを放映していました。
冒頭、20年ほど前に、当時の一流棋士に「コンピュータがプロ並にさせるようになるか?」というアンケートの結果を流していましたが、当時羽生名人だけが2015年に名人並みになる、と予言していたのには、驚きました。
それ以上に驚いたのは、、、、電脳戦第二局のポナンザ13玉の局面。無風凧レベルではなんとも言えませんが、直感的にも「ここは有利になった」と思うところではないでしょうか?少なくとも大チャンスだ、ということことで読みを入れたくなります。
デモ。
山崎八段は、「コンピュータが大優勢と判断した」と思ったようです!つまりコンピュータにモタレテさしたわけです。これは驚きです。新手一生、という気風の鬼才山崎八段をもってして、この局面でコンピュータを信じているとは!
もしかしたら、事前の「予習」をしすぎて、手が委縮してしまったのかもしれません。でも、今や山崎八段ですら、コンピュータを信じている、、、、
来年の叡王戦(上述のハブさんも出場する)が、より楽しみになりました。
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コメント
keiさま コメントありがとうございます。
あまり大したチャンスではなかったのですか、、、、
囲碁もチェスもコンピュータには勝てなくなりました。とってお際しい気がしています。とはいえ、夜中にPonanza相手に一喜一憂することがあるんですけどね。
これからもご愛読いただけますよう、お願い申し上げます。
無風凧 拝
投稿: mufukai | 2016年7月27日 (水) 10時50分
ニコ生で同時にコメント中継が行われていましたが、
出演していた千田さんによると、
その局面は結局チャンスらしいチャンスではなかったそうです。
恐らく、同じようなことが練習中にも何回かあったのでしょうね。
投稿: kei | 2016年7月22日 (金) 22時19分