違法性はないが政治資金の支出として不適切(公私のケジメ6)
公私の線引きについて、5回ほど書いてきました。前回は、「第三者による評価」が公然と認められるようになったために、舛添氏の辞任は無い、という結論していました。
今回、、、超飛び道具が出てきましたね。
「違法性はないが政治資金の支出として不適切」
この言葉の意味、実に不明です。
政治資金の支出として適当である=合法。
政治資金の支出として不適当である=違法。
この線引きであれば、皆様納得だと思います。この「線の引き方」に対して、今回の「第三者(元検事)」は「異を唱えた」ことになります。
これで思い出すのは、船場吉兆事件。あの「ささやきおかみ」で有名になった事件で巣。違法性は無いけど、コンプライアンスとして不適当、ということで最終的に吉兆は廃業になりました。つまり、「線としては、法律よりも厳しい」線だったのです。これが、「世間様」の線の引き方です。
今回の舛添事件は、「法律の線より甘い線」を引きました。これは、、、「世間様」の線の弾き方としては先例が無いのではないか、と思います。つまり、吉兆の例を持ち出すまでもなく、世間様の目は「法律よりも」厳しい。
マスゴミさん、舛添ネタを引っ張るつもりなら、攻めどころは上記「線の弾き方」です。そして、辞任(リコール?)に持ち込むまで頑張ってみてください。。。
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