フィナーレとキーボード(好きな音楽2016年6月)
今月は、ちょっと毛色の変わった話。
今月は、ちょっと毛色の変わった話。
昨日の続き。
教育IT先進県の佐賀県で、個人情報j流出事件、が発生しました(コチラ など参照)。文部科学省の担当者も、慌てているらしい。個人情報流出は、どんなにセキュリティっ技術が上がっても、止める事は出来ません。技術視点でいえば「いたちごっこ」だし、ヒューマンエラーは絶対に0にはできないし、悪意を持った人も「一定数」か存在するから。
この週末。
ある方に頼まれて、パート譜からスコアを作成しました。売られている楽譜がパート譜のみだそうで、スコアが欲しいから、とのこと。
楽譜大好き人間の無風凧ですから、「お役に立てるなら」と引き受けたのですが、、、「パート譜」が凄い。
1) パートによって、小節数が異なる。
2) 勿論、練習番号も合わない。
3) 書かれている「影譜」が、実際は合っていない。
という代物。普通は、1)2)のような間違いは無いと思っているでしょうから、練習の最初には大混乱をきたすことでしょう。もしかしたら、無風凧に依頼してきた方も、上記のようなトラブルがあったので、スコアおこしを依頼してきたのかもしれません。
そのほか、簡単な楽典の知識があれば間違えないようなミスや、明らかな誤植もあり、、、、「これ、売り物の楽譜?」と、ちょっとあきれてしまいました。
#でも、楽譜と戯れることができて、無風凧としては満足しています\\(^.^)//
先日、英国のEU離脱についてアップしましたが(コチラ参照)、表向きの理由はどうであえ、結果的に英国はEUから離脱しました。
今日のニュースで報じられていたのですが、低年齢層はEU残留、高年齢程EU離脱を支持していたそうです。
無風凧のランキング人仮説でいえば、大英帝国時代の栄光を今でも支持していている人の年代別割合、を考えることと同値で、結局、大英帝国時代の人が今でも多かった、ということです。
ちょっと面白いな、と思うのは、アメリカ大統領選挙でトランプ氏が強いことと基本的には「同じ構造」のように思える事。トランプ氏は「アメリカが一番」を前面にだして、あるいみでアメリカ国民のナショナリズムに訴えかけています。若干違うとはいうものの、英国のEU離脱の本音は、「英国のナショナリズムである」とランキング人仮説は結論しています。
英国の抜けたEU。今後はどうなっていくのでしょうか? それは、次回のお楽しみ。
ピラニアたち:
た~べ~ちゃ~う~ぞ~~お!!
写真出典 自前のARROWS
光の当て方ですが、、、ピラニアをこんなに風にみちゃうと、かなり気色悪いものです。これも、アクアスタジアムでの一コマです。
1972年か73年頃。
皆様ご存知とおり、舛添氏が知事を辞職しましたね。そして、最悪の日程(?)で2020年の都知事選を迎えることになりそうです。
ところで。舛添氏の次の都知事は誰か、でマスゴミは視聴率を稼いでいます。猪瀬・舛添と続いたスキャンダル辞任のあとですから、どういう人が知事になるのか、、、とても興味があります。それに、青島氏以降、投稿都知事は「タレント型」の方が就任していましたから、筋金入りの「政治屋」では選ばれないと思われます。
そんな中、ある方から、無風凧さんの都知事予想は?」という問い合わせがありました。
「誰」という個人名を上げるのは出来ませんが、ランキング人仮説、に従った「プロファイリング」をしてみましょう。
都知事。Sweden国家に匹敵する規模の組織の長です。国王、とまでは言わないのでしょうけど。でも、日本という「国」の中では、一つの「地域」の長に過ぎない、ともいえます。勿論、ほかの「道府県」の長よりは大きな影響力を持っているでしょうけど。
ランキングの言葉で言えば。議員や首長というものを「ランキング」する視点で考えてみれば。
1)政治家(議員)になる人は、「首相」を目指す。
が最初の前提です。
ただし、次のランキング人仮説は忘れてはなりません。
2)人は、自分の満足する「ランク」がある。
これは、上昇中の目標として、そして、上に上がり切れなかった場合の落としどころとして、の二つの意味があります。
そして、三つめ。東京都知事ならでは、という意味での特徴があります。それは「政治家では無い」というもの。「政治家もやってみる」といいかえればよいでしょうか。
つまり、
3) 「バッジ(勲章、自分の経歴)」としての都知事になる
というものです。
これらを合わせると、
「根っからの政治家ではないけど、政治家もやってみたいというマルチタレントを目指す人で、都知事ならやっても良い」という人でしょう。
さて、だれがこういう特性を兼ね備えているのか、、、皆さん、思いつく人は居ますか?
追加:
若干の補足。政党政治の中ですから、被選挙権を得るためには「政党のからのコントロールが容易な人」という受け身的な条件が加わります。つまり、自民党の候補になるには、自民党からのコントロールが可能な人、という条件が加わります。
今週の木曜日23日。イギリスの「EU参加継続or離脱」の国民投票が行われます。
色々な経緯があり、そして結果に対する憶測もありますが、ここでは「ランキング」の視点でこの問題を整理してみましょう。
ランキングの特徴の中で、人はランキング上位に居たいと思う、というものがあります。よりランクの高い大学、企業、病院、、、レストランまで、ランキングの高いところに行こうとする(居ようとする、入ろうとする)傾向があります。
EU参加に賛成の方のランキング的な解釈は、簡単にいえば、「EU圏でアメリカと対等に勝負する(ランキング1位を目指す)」という意見なわけです。反対に離脱派の方は、「今のEUの仕組みの中では、EUの中でイギリスは一番ではない」という意見と大雑把に括ることができます。イギリスは、かつては世界の覇者(つまりランキング1位)でした。今の国民にも、まだその意識が強く残っているのでしょう。
そのように解釈すると、「ローカル一番を目指すグループ」と「寄らば大樹の陰、的な一番を目指すグループ」に分かれている、と分類できると考えています。
この構造は、、、就職活動において「ベンチャー志向(起業志向)」の学生と「大企業志向」の学生にアナロジーできると考えています。
どちらが、その学生にとって良い人生になるのか、神のみぞ知る、ではあります。と同様にイギリスのEU残留or離脱のどちらがより良いイギリスの未来をもたらすのか、結果は22世紀以降の歴史学者に任せましょう。
昨日、舛添都知事が辞任しましたね。第6回(コチラ 参照)で無風凧が「舛添ネタを引っ張るつもりなら、攻めどころは上記「線の弾き方」です。 」と書きましたが、その通りのシナリオで、結果辞任にまで持ち込みました。
辞任、の発表以降、マスゴミは責任追及・説明要求もなくなり、既に次の選挙ネタで視聴率を稼ごうとしています。なので、、、本当に「舛添氏の責任」を追及することは無く、結局「別荘の売却益」などで、舛添氏が火事場太りするのではないか、と思っていますが、それは横に置いて。
今回の一連の騒動を「ノブリス・オブリージュ(高貴なるものの義務)」という言葉で再考してみたいと思います。
政治家=都知事は、「人の上に立つ者」として取り合えず高貴なる者とします。そうすると、都知事には、「普通の人にはない義務」が生じるわけです。その「普通の人にはない義務」とは、今回の場合で言えば、説明責任であり、公私のより厳しいケジメであり、、、ということになります。その意味では、「舛添氏は、高貴なる者の義務を果たしていない」ということになります。
ところで。少し拡大解釈は入りますが、舛添氏はみずから「ノブリス・オブリージュ」を果たそうとしていた、という点も見受けられます。その一例は「ファーストクラス問題。」確かに、一国の長(ここでは都知事)が「エコノミークラスで移動」というのは、「都民」の期待に添えているとは言えないように思います。言葉を選ばずにいえば、身分に見合った出費をしてほしい、というの感情は皆様もお持ちだと思います。もし、違う場面でエコノミーシートを使っている都知事を見たら、「ケチな方だな」という逆の評価を受けることになるでしょう。そういう意味では、ファーストクラスを使うことも「高貴なる者の義務」なのです。
舛添氏は、「ノブリスオブリージュ」の使い方を知っていて、、、自分の都合の良いほうだけを使ったようです。
ただ、今の世の中、個人支出 という意味でノブリスオブリージュを守っている方は少ない。高額所得者でも「支出を抑えて貯金する」等ということが増えている。そうすると、世の中はデフレ傾向になり、経済は停滞する、、、ということは自明の理です。その意味で、舛添氏の主張も一部認めたくなる部分もあります。
いずれにしても。分をわきまえて、自分の義務を果たす、、、かなり難しい事です。またいつの日か、改めて、ノブリスオブリージュについて論じてみたいと思います。
今日は、ちょっとだけ将棋の話をします。将棋に興味の無い方は読み飛ばしてください。
無風凧は最近、詰将棋をすることが多いのですけど(コチラ 参照) 、昨日まで知らなかったルールがありました。それは「二手変長(二手変化長手順は可)」というもの。幼稚園のころから詰将棋をしていましたから、●●年もの間、知らなかったことになります。
玉方は「長手数になるように逃げる」「駒が余らないように逃げる」というのが詰将棋の絶対ルールです。だから、「同手数駒余り」は、駒が余らない方が正解というのは納得できるのですけど、手数が伸びる場合は、、、特例、なんです。無風凧としては二手変長は不完全作だという意識が今でもありますが、許されているルールです。
3月末から始めた詰パラ。今、80日で2600題回答済。レベル順に解いていて、今レベル8です。レベル6以降、急に難しくなった感があります。
最近、Web上に色々な料理レシピが出ています。無風凧は、、、実はそれらをほとんど見ていません。我流でガシガシ作っています。
天使犬ラフィー:
やあ、無風凧さん、お久しぶりだねえ、、、元気してた? 少しやせたようだね。 え?僕の写真撮るの? 良いけど、いい男に撮ってくれよ。
今回は、なぜ「イノベーターの分類」を書く気になったかを、示しておきます。
TYPE D)、つまりマッチポンプ型のイノベーターを、無風凧はイノベーターと認めたくないから、です。
勿論、例示した「農業はもっと面白くなる」の中にも、立派なイノベーターは沢山いることを知っていますので、十把ひとからげに論じてはいけないのですが、、、
「名前(ブランド)価値を付けること」で価格を上げる、その仕組みを作る人を「イノベーター」と呼ぶのには異論があります。
例えば一つのリンゴ。
昨日までは 100円だった。
今日から、「無風凧さんのリンゴ」と命名することで200円になった。
という事例を考えてみましょう。リンゴの「価値」そのものは変わっていないにも関わらず「価格」が上がっている、、、このような「物の価値が変わらないのに変わったかのように見せる」ことをイノベーションとは言えないと無風凧は考えます。そして、それを起こす人は当然イノベーターではない。
みなさま、如何お感じになりますか?昨日と同じリンゴに100円沢山支払いますか? その仕組みを考えた人を、イノベーターと呼べますか?
公私の線引きについて、5回ほど書いてきました。前回は、「第三者による評価」が公然と認められるようになったために、舛添氏の辞任は無い、という結論していました。
今回、、、超飛び道具が出てきましたね。
「違法性はないが政治資金の支出として不適切」
この言葉の意味、実に不明です。
政治資金の支出として適当である=合法。
政治資金の支出として不適当である=違法。
この線引きであれば、皆様納得だと思います。この「線の引き方」に対して、今回の「第三者(元検事)」は「異を唱えた」ことになります。
これで思い出すのは、船場吉兆事件。あの「ささやきおかみ」で有名になった事件で巣。違法性は無いけど、コンプライアンスとして不適当、ということで最終的に吉兆は廃業になりました。つまり、「線としては、法律よりも厳しい」線だったのです。これが、「世間様」の線の引き方です。
今回の舛添事件は、「法律の線より甘い線」を引きました。これは、、、「世間様」の線の弾き方としては先例が無いのではないか、と思います。つまり、吉兆の例を持ち出すまでもなく、世間様の目は「法律よりも」厳しい。
マスゴミさん、舛添ネタを引っ張るつもりなら、攻めどころは上記「線の弾き方」です。そして、辞任(リコール?)に持ち込むまで頑張ってみてください。。。
いささか旧聞に属しますが。
今年の名人戦は、佐藤天彦八段が羽生名人を破り、名人位を奪取しました。佐藤新名人、おめでとうございます。
佐藤新名人が有望株であることは、棋譜を拝見して感じていましたし、渡辺竜王のブログにもたびたび登場していたので、存じておりましたので、ついに来たか、という感じではあります。
無風凧の「感じ」ですが、大山→中原→谷川→羽生→渡辺 というのが、将棋界を代表する顔、です(勿論、反論がたくさんあるだろう思います。あくまで無風凧の「感じ」です)。この流れに、天彦君が入るか、、、と言われると、ちょっとそこまでは感じていない。渡辺竜王世代に最終的に吸収されてしまうのだろうな、と思います。
とはいうものの。将棋界のタイトル保持数は、羽生3、渡辺2、郷田1、佐藤1という勢力図になりました。一時はハブ七冠の時代があったわけですから、だんだんばらけてきたな、という感じです。将棋界は戦国時代突入!でしょうか。。。
なまずの爺さん:
間違えてほしくないのだが、オタマジャクシはワシの孫でもない。
写真出典 フリー素材屋Hoshino
一昨日のネタの続きです。リパブリック賛歌に歌詞をつけた「♪オタマジャクシは蛙の子、鯰の孫ではないわいな♪」は、かなり有名な替え歌ですね(作詞は永田哲夫氏らしい)。でもでも、なんでこんな歌詞を思いついたのでしょうね?ちょっと興味あります。ご存知の方、教えてください。
イノベーター、つまりイノベーションを起こす人。経営を始めようとする方のほとんどは、「何か確信的なことを実現したい」という意思を持っているという意味で、皆さん「イノベーター」であると言えます。
# 以下では、起業家やベンチャーのことを イノベーターと呼びます。マーケティング理論での初期購買ステージのイノベーターではありません。
イノベーションの分類は、古くはシュンペーターのものやクリスチアンセンの定義に従ったもの、最近の例では、内閣府の発表したもの(たとえば コチラ 参照) などがありますが、イノベーターを分類した例は、不勉強の為先例をしりません。そこで、自分なりに考えてみました。
このイノベーター(の思考パターン)。大きく4種類あるように思います。
TypeA) 自分の価値判断で「良い」と思うものを実現し、世の中に広めていこうとする人たち(利便創造型)。
TypeB) 世の中のNeeds(不満や不具合)を探し出し、問題解決することで世の中に変革をもたらす(不便解消型)。
TypeC) ブームに乗って、「新しい領域で仕事することで、イノベーターと呼ばれる」人たち、もしくはブームの先物投資的に振る舞ってイノベーターと呼ばれる人たち(フォロワー型)。
TypeD) 本来は不要なズレ(差異、差別化)を自ら生み出し、マッチポンプ的に「イノベーター」となる人たち(マッチポンプ型)。
今いまの例でいえば、MBAの教材的な例を示せば、
TypeA) : シャープの液晶とそのプロダクトアウト
TypeB) : 松下電器の 二股ソケット
TypeC) : iPadに呼応する形の WindowsTabetを作る出した人たち
TypeD) : 最近はやりの「農業はもっと面白くなる」領域で仕事をする方
でしょうか。他にも例があると思いますので皆さんも考えてみてください。
今日はここまで。続きは次回。
写真出典 ゆんフリー写真素材Photo by (c)Tomo.Yun
日本人は、「音符」のことを良く「オタマジャクシ」と言いますね。何故でしょう?不思議です。英語でもスラング使っているのかな?
ちなみに、カエルの子のオタマジャクシは、英語では「Tadpole」もしくは「Polliwog」、音符は「(musical) Note」 です。
日本将棋連盟の発表によると、第二期叡王戦に、羽生善治四冠が参戦するとのこと(コチラ 参照)。叡王戦に参加する、、、ということは、叡王になった場合には「コンピュータと戦う」ことを意味しています。つまり、羽生四冠と将棋ソフトが対戦する可能性が出てきました。
現在、最も強い棋士は誰か、という議論をする場合、レーティングは一つの良い指標です。羽生四冠は、現在プロ棋士のレーティングで第一位です(コチラ , コチラ 参照、、、但し、上記は時々刻々変化します。少し古いですが、変化ないものとしては、コチラ 参照)。
レーティングを信じる限りにおいて、羽生四冠は、棋士の中で最強です。
その羽生四冠とコンピュータが対戦する、という可能性が出てきたのですから、無風凧としても興味津々です。今年の3月、もう時間の問題で人間がコンピュータの軍門に下ることは確実と覚悟していますが(コチラ 参照)、さて、今いまは、とあきらめ悪く考えています。
第一回電脳戦でコンピュータと戦った山崎八段のプロ棋士レーティングも決して低くはなく、トップ20に入るほどです。その山崎八段に二連勝した今のコンピュータは、残念ながら山崎八段と同等もしくはそれ以上、と言えそうです。山崎八段(と同じレベル)の棋士(レーティングで100点ほど差がある)と、羽生四冠が対局して、羽生四冠の勝率は7割くらい、でしょうか。とすると、人間最強の羽生四冠が対戦しても、3割以上は負ける、、、ということが推論できます。言い換えると、「羽生四冠が二連勝する確率は、半分以下」。
人間同士の対局の場合は、相性、という問題もあるのですが、コンピュータは「苦手意識」なんてありませんから、番外戦術も使えない(所謂 羽生にらみ が効かない)。
と考えていくと、、、やはりちょっと悔しい気がしてきます。頑張れ!羽生四冠。
# 注: 羽生四冠とコンピュータの対戦が実現するとしても、2017年の話です。それまでに、コンピュータは今よりももっと高性能になるでしょう、、、
最近のコメント