違和感
「生き物」「受験」「起業(企業)」、、、などなど、生存競争とか競争原理とか呼ばれます。弱肉強食、ではないですが、強いものが生きのこり、弱いものは絶えてしまいます。つまり「勝ち=生き残り」「負け=敗退(死滅)」という図式が成立してる場合です。
上述のように、企業の生存競争も、生存競争とよばれていることが多いのですが、無風凧は昔から、違和感を感じていました。その「違和感」の原因が、今朝、思い当たりました。
<引用>
東芝、富士通、ソニーのパソコン部門が独立したVAIOの3社が、パソコン事業の統合に向け検討に入ったことが4日、明らかになった。(時事通信 )
この、「合併」という行為は、競争の言葉に置き換えると何になるんでしょう?少なくとも、敗者は見えないように思います。では、全員勝者でしょうか?合併後にリストラして、「企業」という法人だけが勝者で、そのなかの従業員という自然人が敗者になるのでしょうか?
少なくとも、生き物の競争原理とは明らかに違う構造が見えてきます。
経営者は。自分の企業(法人)と自分の従業員(自然人)のどちらが大切、という視点で、もう一度上記を読み直して、そして考えてほしいと思います。
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