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音楽王No.1決定戦

無風凧は普段、あまりテレビを見ません。。。ので、昨日、10分ほど見た番組がとても印象的で、頭の中に残っています。それは、テレビ朝日で放送された、「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」。

無風凧は、10分ほどしか見てないんですが、ピアノ曲を「指定された音符通り、速度通りに弾く」 という課題に対して、「間違えた回数が少ない人が勝ち」 というゲーム。 モーツアルトのトルコ行進曲や、ショパンの子犬のワルツ、そして、なぜかビゼーの「カルメン」から序曲など(これはもともとオーケストラ曲)。

音楽、特にクラシック系の音楽に興味を持ってもらう、という意味ではバラエティ番組として「アリ」かもしれません。しかし、「ランキング」思考をすると、この番組(内容)に、苦言(=不満)を呈します。

これまで、「ランキングについて考える」で述べてきたように、ランキングには、「評価軸」に相当するものが必ず存在します。その意味では、「音楽王No.1決定戦」も、軸を持っています。上述のように、「間違えた音の回数が少ない」。この「間違えが少ない」ことは、「良い演奏」の一つではあるでしょう。ミストーンは少ない方が良いに決まっている。しかし、これで「良い演奏全て」を評価することが出来ないことも事実。例えば、音のダイナミズム(強弱)。テンポやリズム。そして音色等々。

論理学的に言い換えれば、「間違えが少ないことは、良い演奏の必要条件だけど十分条件ではない。

ところが、この番組は、ミストーンが少ないことが良いことだ、とい「評価軸」を世の中に広める作用を持っています。初めてクラシック音楽に触れた人が、「ミストーンが無いものが良い演奏なのだ」と思いこんでしまいます。演奏を評価する「間違えた評価軸」を流布してしまっています!

音楽ファン、特にクラシック音楽ファンの皆様、賛同していただける方が多いのではないでしょうか?

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