安井先生を偲ぶ演奏会

今年の春先。無風凧にとってとても悲しいメールが届きました。安井敏雄先生ご他界。

最後にお会いしたときに、「最近ちょっと疲れやすいんだ、、、」とおっしゃっていたことを鮮明に覚えていますが、それからもメールでは精力的にお仕事をされていました。

そうこうしているうちに、急にメールが滞るようになり、「お疲れのご様子なので少しメールは控えようかな」、、、と思っていた矢先の訃報でした。

そして昨日。

安井先生の音楽仲間が「偲ぶ演奏会」を開催。無風凧も足を運び、安井先生のお人柄さながらの暖かい演奏会を楽しませていただきました。

その演奏会の後のスピーチで、千本倖生氏が「安井さんは人の三倍仕事をする、、、」とおっしゃった一言が、無風凧の心に突き刺さりました。確かに、ヴィオラを抱え、パソコンを抱え、世界中を飛び回っていたいた安井先生は、人の3倍以上の仕事をされていたと思います。無風凧の祖父は「人の二倍仕事をするのは当たり前。三倍仕事をしてやっと胸を張れる」。安井先生は、誰から見ても胸を張って仕事をしてきた方だと、改めて尊敬の念に堪えません。

加えて。

仕事だけではなく、音楽での仲間づくり、音楽の普及にも非常に力を入れており、無風凧の「音楽への恩返しプロジェクト」にも多大な応援をしてくださりました。無風凧的には、大きな支柱が一本かけてしまったような、、、そんな寂しさを感じています。でも、だからこそ「人の三倍の精力的活動で」プロジェクトを進めていかねばならないと、心を新たにしました。

安井先生のご冥福を心からお祈り申し上げます。　合掌。