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成果主義、、、の成れの果て

今回の「経営入門以前」は東芝の不正会計問題を例に、成果主義、について考えてみましょう。

一般に。ほとんどすべての企業は、「前年比○○%成長」ということを目標に上げます。市場占有率の場合もあれば、利益を指す場合もあります。いずれにせよ、「増加」をめざします。

「会社」というマクロな視点で言えば、成長率ということになりますが、会社を構成する「個人(グループ)」でみたら、、、目標値、ということになります。わかりやすいのは「売上目標」でしょか。一人一人の売り上げ目標は、必ずといって良いほど「前年比プラス」です。

個人の場合も会社の場合も、その達成目標は + になっていて、成果主義の場合、一般的にはその目標を達成していれば、昇進もしくは昇給という話になります。

でも。ここでちょっと良く考えてみてください。常に成長する、、、ということは不可能です。たとえば、10人の国で、10人にテレビがいきわたってしまうと、新しい11個目は売れないことになります。言い換えれば、100%を超えることはできないわけです。

ところが、成果主義は(東芝的には「おとなチャレンジ」とでもいうのでしょうか)、100%を超えることを構造的に含んでいるわけです。つまり、今回の不正会計問題は、成果主義の成れの果て、構造的に起こるべくして起きた、と言っても過言ではありません。

経営者になる方は、、、市場動向を敏感に察知して、マイナス成長時のInsentiveを従業員に与えなくてはなりません。マイナス成長時は、収入(売上)が増えるわけではありません。でも、縮小傾向の中でマイナス○○%で頑張った、という「成果」をたたえる仕組みづくりを考える必要があります。これは、言うは易し、行うは難し。経営者の皆さんは今すぐに、マイナス成長時のInsentiveを考えてみてほしいと思います。

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