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私立大学の定員割れ(5)

4日続けて、私立大学の定員はどうあるべきか、を考えてみました。でも、色々考えてみましたが、、、毎回、無風凧の頭の中では、大学が多すぎる(=定員が多すぎる)のではないか、ということに落ち着きます。

もともと、必要な量をこえているのであれば、定員割れ が起きて当たり前。今はその時期なのだろうと結論します。そして、定員割れした大学では、「大学存続の為に(入学金や授業料を収入するために)」入学生を増やして、更にレベルを下げて定員割れの要因を作る、、、というネガティブスパイラル(負の連鎖反応)を起こしています。つまり、現代日本の大学は 定員割れが起きる構造 なのです。

ならば。この構造を変える必要があります。その一つは、大学を減らすこと。一昔前、田中眞規子文科相が、認可取り消し(差し戻し?)で物議を醸しましたが、方法論はともかく、方向としては間違えていなかった、と考えます。

なぜ大学が増えたのか、、、もちろん、ある時期までは社会の要請で増えていたに違いありません。教育基本法の理念に従っていた。しかし、ある時期から、違う力学が働いて、要請以上の大学が増えてしまった。この「違う力学」についても、思うところはありますが、それはまた、シリーズを変えて書きたいと思います。

最後に、カテゴリータイトルである「大学は変わらなくてはならないのか」。今回の結論は、大学の数が減らなくてはいけない、という意味で、「変わらなくてはなりません」。

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