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私立大学の定員割れ(3)

その2: 学生(卒業生)を商品として考えた場合。

供給量(学生)が多すぎれば、価格が下がり、余剰が出る。これは需給関係から言って当然のこと。

このように考えれば、

「世の中から求められている大学卒業生数」=「定員」

という定式化も可能だと言えます。

この定式化の場合。企業側が買い手市場である昨今では、「供給過剰」であることは間違いありません。その意味では、「全ての大学卒業生の総数」は、過剰であり、今の定員は、「世の中の需要よりも多い」。

入学者数 > 卒業者数 であることは周知のことですから、大学全体の入学定員は、いずれにしろ「多すぎる」わけで、、、所謂Fランク大学などで、

  定員割れが起きることは、構造的に避けられない 
= 文科省の認定数がそもそも正しいかを考えるべき

と言えるのではないでしょうか。

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