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私立大学の定員割れ(1)

最近、無風凧の中で少しHotな話題が大学の定員。というのも、文科省が、補助金と定員のルールを厳密化してきたから(定員オーバーに対しては、補助金を配布しない、というのが骨子)。これを敷衍して、「定員割れの大学はどうなのよ?」と考え始めたのが切っ掛けです。

以下は、「大学の経営」を「ホテルの経営」と準えながら読んでください。

大学において、収入の基本は学生からの授業料や入学金(ホテルなら宿泊料、ですね)。支出は、教職員人件費、施設建物の購入やメンテナンス。(ホテルなら従業員の給料)。

このように考えると、学生数が減 = 収入が減る = 倒産 となるわけです。ホテルなら、お客さんがいなくなれば倒産しますが、大学も同様。その意味で、定員割れ大学はなりふり構わず受験生を募集します。受験生勧誘は、本当に「営業」です。

ここでいうなりふり構わず、というのは、、、言い換えれば「レベルなんて関係ない!」という感じで、とりあえず、入学させてしまう。一昔前、分数の足し算ができない大学生が居て社会問題となりましたが、今はもっと非道い状態であろうと想像できます。かくして、大学名さえ問わなければ、大学全入時代になっているわけです。

さて。ここでもう一度、教育基本法を思い出してみましょう。

大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。(教育基本法第7条:平成18年12月22日法律第120号)

ここで、「高い教養」「深い真理」という「高い、深い」がどの程度であればよいのかは明示されていませんが、少なくとも、「誰でも良い=大学全入」と思う人は居ないでしょう。

さてさてここまで考えて。「大学の定員」って、どのようにして決めるべきなんでしょうね。続きは改めて。

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