ズレ
最近の無風凧の持ちネタは、「ズレ」。
何かを認識するには、周りと何か違わなくては成りません。この「違い」の事を総称して「ズレ」と呼んでいます。
例えば、闇夜にカラスは、黒の中に黒だから、認識できない。つまり、視覚的にはズレが無いわけです。
経営の世界でこの、ズレ、を言い換えれば、「価格の源泉」と言うことができるでしょうし、若しくは、「価値そのもの」と言っても良いでしょう。若しくは、購買決定の主要因、でしょうか。
あなたが、例えばパソコンを買うとき、世界に1種類しか無ければ、悩まずにそれを買うことに成ります。でも、2種類以上あれば、その「ズレ」を認識して、最終的に購買決定に繋げるわけです。
経営者は、、、そう言う意味で、自分の提供する財の、他のものとのずれを、常に認識していなくてはならないと思うわけです。
一昔前、無風凧が商品企画をしていた頃は、「差異化」と言う言葉で表していました。が。最近、「ズレ」と言うわかりやすい言葉で話しています。
このズレ絶対値的な使い方、相対値的な使い方、微分な使い方、、、があるのですが、それはまた、日を改めて。
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