火祭りの踊り
今日は、久しぶりに音楽会のImpressionから。
無風凧一押しおススメのピアニスト、Raffael Guerraさんの演奏会に行ってきました。Maestro Guerraとは、もう10年以上のお付き合いになります。最初はお仕事でのお付き合いでしたが、最近は専らファン です(笑)。
今回のProgramm、なんといっても圧巻は、アンコール3曲目に弾いた「火祭りの踊り(M.Falla作曲)」。「火祭りの踊り」は無風凧大好きな曲で、A.ラローチャの録音が愛聴盤です(コチラ 参照)。Fallaはスペイン人。ラローチャもスペイン人。ゲーラさんはメキシコ人。スペイン人とメキシコ人の違いが出た、とまではいう自身はありませんが、同じ「情熱的」な演奏でも、こうも違うか、といほど違いました。ラローチャの方が、はるかに「刃物的」な演奏。ゲーラさんの方が、メキシコ風盆踊り的。ソンブレロをかぶって、火縄を振っているような。熱いというよりは、暖かさがある。
勿論、アンコールという事で、少し柔らかめに弾いたのかもしれませんが、そのように思いました。
実は、無風凧も火祭りの踊りを練習したことがあります。中学の吹奏楽部で吹奏楽編曲版を演奏する際、全音ピアノピースでピアノ版を購入して、、、、でも、途中であきらめた。だから、今日はゲーラさんの演奏を聴きながら、客席で「エアピアノ」を弾いて、二倍、楽し時間でした。
蛇足ながら。火祭りの踊りには想い出があり。高校時代、同級生のAF君が文化祭で弾いたのが火祭りの踊り。高校で凄い音楽家に出会ったと思ったことを昨日のことのように思い出します。
| 固定リンク
コメント