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2七銀、、、

将棋電王戦FINALが終わりました。最終局は、歴史的な短手数? 21手で後手AWAKEが投了しました。

先手阿久津八段の21手目が2七銀。

無風凧は、この将棋は大きな不満です。この手であれば、無風凧でも指せます、というか。AWAKEの癖を調べれば、百戦百勝の一手になります。嵌め手、ともちがう。相撲でいうなら、「横綱が立ち合いで変化した」というようなもの?

人間とコンピュータ、どちらが強い?という電王戦で、確かに「コンピュータの欠点をついた」必勝法であったことは認めます。つまり、こういう「穴」を見つけてしまえば、現時点では人間必勝です。これは、不成で勝った2戦目も同様。

しかし。これが本当に「コンピュータの実力」かと言えば、、、そうではない。それが証拠に「普通の将棋」では、勝ててないのです。

この2七銀で、、、ああ、人間はもう「読み」ではコンピュータに勝てないのかあ(もっとも、無風凧のレベルでは、すでにボナンザでも勝率は10%以下)、、、と敗北宣言をしたような気がしました。

2七銀。

少し年配(?)の将棋ファンならご存知、怪童「村山聖九段」の最期の一言が「2七銀」でした。村山九段が見たら、電王戦の最終局を見たら、どう思うのでしょうね?

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