こだわりのあるもの
まずは昔話。
無風凧は、ワインはこだわるタイプ(正確にはタイプだった、、、5年前にワイン辞めたので)。ワインを贈るのも贈られるのも、こだわってた。作り手やVintageまで一応調べる。人に贈る時は、自分で納得いくものを贈るから、事前に必ず呑む。、、、だから、ワインを人に贈ることはほとんどなかったのだけど。
無風凧の恩師。赤ワイン好き。赤ワインであれば、どんなものでも飲む、というタイプのワイン好き。強いて言うなら、、、一緒に食事をしたりしているときの反応を見ていて、カベルネのフルボディーで、比較的若呑み。ワインを楽しむというより、食事と一緒に楽しむ方だから、高価なヴィンテージ物より、みんなとワイワイガヤガヤ飲めるものの方が喜ばれる。
このような顛末があり、ある時「こだわった末に」恩師には常にワインを贈る、というようになった。
無風凧は、万年筆好き。当然こだわる。数年前までは、「おススメは何ですか?」という問合せが良くあった。でも、万年筆は一言ではおススメできない。筆圧、角度、書き癖、、、それらを総合して、万年筆の重さや重心、そしてペン先の形状を判断して勧める。だから、購入した人は必ず喜んでくれる(くれていると思う)けど、ちょっと時間がかかる。でも。自分が購入するときは、もっと時間がかかるかもしれない。
万年筆のお相手はノート。普段使いのノートにもこだわる。最近は、iPadとPC使うことが多くて、紙からはちょっと離れていたのだけど、昨年来、紙のノートが復活しつつある。でも、、、なかなか気に入ったものがない。当然と言える。だって、紙のノートにもこだわるから。
一昨日の夜。中学の時に買ったルーズリーフノートが夢に出てきた。「あ、無風凧がこだわっていたノートは、あれだ!」と夢の中で叫んだ。本棚の奥底にそのルーズリーフは眠っていた。25年振りくらい。これで、しばらくはこのノートとお付き合いすることになる、、、こだわりの青い鳥は意外と近くにいるものだな、と思った。
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