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価格と価値

「価格」と「価値」の違いについては、一度自分できちんと考えてほしいと思っています。一般的には、価値を貨幣軸で測定したものが価格 という定義でよいのでしょうけどね。もう少し突っ込んで考えてほしい。

なぜ上記定義に対して不満があるのか。まずは、「価値」について考えてみてください。例えば、親の形見のカメラ。50年前のフィルムカメラなんて、オートフォーカスもついてなくて、今は使えない人の方が多いと思います。その意味では、ほとんどの人にとっては「無価値」。でも、あなたにとっては「親が使っていた」というだけで PriceLessに価値があるものです。

このカメラの例は、「価値の評価軸の方向」が違う例です。言い換えれば、価値を価格に射影することの難しさ(無理さ)を表しています。

では次の例ではどうでしょうか? リッチなあなたと、お小遣いが少ない小学生は、共に同じ位にコーラが好き。あなたにとって一本130円のコーラは毎日飲めるものですが、小学生にとって毎日飲むのはきっと無理なことでしょう。あれ?同じ「コーラ好き」なのに、軸の目盛間隔が異なるようですね。

コーラの例は、価値が同じ場合でも価格軸の伸縮度合いの難しさを表しています。つまり、同じ価値と同じ価格でも「価格に対する評価が異なる」。この例は、言い換えれば「もっと高くても買う人(上記の例ではあなた)が居る場合は、機会損失をしている」ということができます。経済学で、一物一価の原則を勉強している方にとっては、何かあるぞ?と思う瞬間だと思います。

このように。価値と価格はなかなか奥深い問題を抱えています。経営者になる前に、一度ゆっくり考えてみてください。

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