平等(公平)、、、2
平等(公平)の続き(前回は コチラ)。
今回は、「お客様」に対する平等(公平)についてのケースです。今回も問題的のみです。
お客様は、きっと「支払った金額」に対して平等にサービスを受けたいと思っているに違いありません。例えば同じテレビを同じお店で同じ店員から買うのに、あなたは1万円、次の人は3000円、だったら、あなたはきっと不平だと思うでしょう?
だから、、、きっと、店舗では価格表示をして、その金額で売ることになります。
では。食堂で、同じ定食を頼んだのに、あなたは豚汁。隣の人は味噌汁だったら、あなたはきっと「得した」って思うのではないでしょうか?でも、これも同じ金額に対して平等な結果ではありません。でもこの場合、あなたは毎日通っている常連さん。隣の人は、旅行者(一見さん)だったら、、、さもありなん、と思う事かもしれません。
では、大学の奨学金。あなたの子供は、授業料を全学払っているに、同じ大学同じ学部に通う友人の子供は成績優秀で奨学金をもらう、、、「同じサービスを受けるのに金額が違う」のではなく、あなたが支払っている授業料の一部は奨学金として友人の子供に回っている、と考えると、不平等感で一杯になるのではないか、と思います。
このように。お客様に対して「平等」であろうとすることは、非常に難しい事です。どのようなビジネスをしていても、こういう局面には遭遇します。経営者として悩まずにどのような判断を下すか。平等である必要があるのか、も含め常日頃から考えておく必要があるようです。
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