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企業の価値

企業の価値を測る。

どういう「物差し」があるでしょう?真っ先に出てくるのは、「時価総額」で測る方法ではないでしょうか?次いで、「資産総額(例えば再取得費用)」などが経営の教科書に出てくるでしょうし、素人的に考えて「利益が大きな会社」「売り上げ額」「資本金」などを言う方もいらっしゃるかもしれませんし、格付け会社がつけた格をそのまま価値だという方もいるでしょう。

それらが悪い、というつもりはありません。アナリストや投資家がそのように考えることは、ある意味「当然」と言えるでしょう。しかし。もしあなたが「経営者」なら、これらを追いかけるより、大切なことがあると思っています。

前回、「檀那(栴檀となんえん草)」の話を書いたこと、思い出してください(こちら 参照)。 栴檀となんえん草のエコシステムを企業と考えれば、経営者は栴檀の木にたとえられている。どんな栴檀の木が「価値のある=立派な」栴檀でしょうか。おそらく、皆様口をそろえて、その地に根を下ろして長く、そして大きく、青々と葉を茂らせ、沢山の露を降ろすことができる栴檀が立派だと言うでしょう。

この「立派な栴檀」な木を改めてあなただと思うと。立派なあなたは、沢山の従業員(なんえん草)に、何年にもわたって雇う(露を下す)ことができる人ということができます。そして、その貴方と従業員の集団(組織)を企業ということができます。

つまり。無風凧流の経営では、企業の価値は「如何に沢山の従業員(とその家族)を如何に長く養うことができるか」で測られるべきものだと思うのです。

これから経営者になろうと思っている皆さん、立派な栴檀になる覚悟はできましたか?

追記: 無風凧流「企業の価値」は他にもものさしがあります。改めて記述したいと思います。

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