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内と外(その2)

企業が大きくなればなるほど、「社員(法律的には従業員と言うべきでしょうけど、ここでは社員とします)」は増えます。また、株式会社の場合は、上場してしまうと「直接は顔が見えない株主(正確には、こちらが社員、ですね)」などという"身内”も増えてきます。

前回(コチラ 参照)、「私的な身内」の話をしましたが、その時と同じように、「社長として見た時の身内」を、「社長として守るべき人」と定義したらどうなりますか?あなたは即答できますか?

建前での答えは、幾らでも上げる事が出来ると思いますが、本音で答えるのはとても大変だと思います。 企業経営においては、「いつ大変な状態」になるかは分かりません。いざ、リストラをしなくてはならないようになったときに、あたふたする、、、そういう姿が目に見えるようです。

以前、、、無風凧が大企業の従業員だった頃、、、その会社の会長(CEO)の別荘で、「君は、この会社の経営者のつもりで、従業員一人も路頭に迷わすことなく倒産する方法を常に考えておくように」という宿題を貰いました。この課題は非常に重たい物でした。と同時に、そのCEOは、常に「従業員一人も路頭に迷わすことが無い」という覚悟をしているのだな、とオソレを感じました。

経営者の皆さん、これだけの覚悟、ありますか?

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