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Teaching と Coaching

大学での講義やゼミは言うに及ばず、企業コンサルや、企業研修など。

自分は実際は、「指導的立場」であって実行部隊ではないことがよくあります。その場合に、相手にどのように「伝えるのか」は非常に難しい問題です。ほとんどの場合は、「ティーチング」と「コーチング」の使い分けになります。ティーチング(Teaching)は、完全に教えることであり、コーチング(Coaching)は「気づかせること」だというように、大まかに分けておきましょう。

最近の経営論や教育論では、コーチング至上主義っぽくなっています。曰く「強制されたものは身に付かない」。

でも、本当でしょうか?無風凧は大いに疑問です。ちょっと思い出してみてください。漢字の書き取り、掛け算九九、英単語、から始まって、基礎学力に相当するものは、結構「強制的に覚えこまされた」ものが多くないですか?英語が好きで、自分から小説なんか読んで英単語も覚えていった方も、最初の頃は、単語の書き取り試験で苦労したこととかあるのではないでしょうか?苦労が多かったか少なかったかは、人によって違うかもしれませんが、少なくとも「強いられた」部分があるはず。この「強いられた部分」は、Teaching です。

Coachingは、「興味を持って、自分から答えを生み出す能力を有している場合」には有効だと思いますが、「答えを生み出す能力がない」場合には、有効ではないでしょう。それどころか、有害と言えるかもしれません。というのも、「指導者の考える正解を見つけることができないどころか、何を考えたらよいかわからない状態」で放っておかれるのと同じですから。

いうなれば、、、フィギュアスケートの「規定」はTeaching、「フリー」はCoachingという感じです。

何事にも基礎は必要。この基礎部分は、「Teaching」によってしか教育できない、と信じている無風凧です。だから、教育現場に限らず企業コンサルでも、「上から目線で Teaching」してしまうことがあります。結局、それがその企業や学生にとって最良の道だと思うからです。

教育現場では、、、大学の講義やゼミでは、、、一定以上の成果を上げていると自負しています。でも、コンサルの現場はそうは簡単には進まない。その話はまた日を改めて。

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