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学位について(寺田寅彦)

明治時代の物理学者・エッセイストに、寺田寅彦がいる。無風凧もかつて物理学の徒であったので、幾編は読んだことがあった。「電車の混雑について(青空文庫:コチラ)」は、無風凧は時々実践させてもらっています(笑)。

先日。大学の恩師(すでに82歳)の許を訪れた際、「最近、寺田寅彦の意味がとてもよくわかるようになり、読むのが楽しいです」とおっしゃっていたので、無風凧も早速、寺田寅彦の著作を読んでいる。寺田作品は、青空文庫に現代仮名使い訳されて登録されているから、非常に便利である。

その著述の中に、「学位について(青空文庫:コチラ)」という作品がある。冒頭で、昭和9年のこの文章、当時「博士の学位売買問題」が起きていたことを知らせてくれる。と、同時に。当時ですら、「博士濫造」と言われていたことを知るに至っては、居住まいをただして拝読せねばならない、と背筋が伸びる。

ここで、言わずもがなで思い起こすのは、早稲田大学の小保方氏の学位疑惑。これを、寺田寅彦流に解決すると、、、寺田氏の解決案は、各人「学位について(青空文庫:コチラ)」を読んでほしい。明治の碩学は、このようなことを考えていたのか、と頷くこと請け合い。しかし、それ以上に「統計力学的には卓見であり、百年後が読めていた人だ」と目からコンタクトな驚きを得るであろう。

その寺田氏の学位論文は「尺八の音響学的研究」。今晩は、これを読まねばなるまい。(コチラ 参照)

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