日本の響きを作る(小山清茂の仕事)
田螺くん:
僕、なぜ急に呼ばれたんだろ?
写真出典 株式会社 科学クラブ
先日の記事に小山清茂先生の作品が楽しみだ、と書きました(コチラ 参照)。その小山先生の著書「田螺の唄が聞こえる」は、無風凧宅にサイン本があります。
ところで、小山先生お仕事を書いた「日本の響きを作る、、、小山清茂の仕事(音楽之友社)」という書籍があります。この本を貸してくださる方がいらっしゃり、この2日、読んでいます。。。あまりに楽しい。あまりに素晴らしい。小山先生のお顔が浮かぶようです。
p59:
「、、、本場には篠笛を持ってきて、要所要所持ち替えて吹いた。、、、恐らく彼は、里神楽などの笛を習った経験の持ち主で、、、、、こういう人がピッコロの譜面をみれば篠部のどういう指使いのどういう感じのフレーズであるかということがすぐにわかるのであり、、、」
これは、「日本音楽という教養が必要だ」と言っていることがお分かりいただけるでしょうか?ここでいう”教養” は、「G型についてさらに考える(コチラ 参照)」で無風凧が主張していることと、まったく同じであるといえます。つまり、音楽の例を用いて、教養とは何か、もっと言えばG型のあるべき姿とは何か、を論じてくれているといえましょう。
これは一例でに過ぎません。無風凧が普段思っていることが、いたるところに書かれていています。この記述が昭和50年ころ。、、、無風凧は、小山先生に40年遅れて、ようやく同じレベルに達したのかな、と思いました。
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