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研究者の型

昨日の話でInspireされて。

研究者を分けると、、、、無風凧としては、「真理追求型」と「工夫実現型」の二種類があると思っていた。”Why” と ”How To” である。前者が理学部、後者が工学部と言えば判りやすいだろうか。

ところが、偶々今朝読んだ「比較科学論」の中で、中谷宇吉郎は、「警視庁型」と「アマゾン型」に分けている。警視庁型は、「結果(犯人、もしくは少なくとも犯人の存在)がわかっているが、それまで(逮捕)の道筋を探すような研究」をさしている。それに対して、「アマゾン型」は、アマゾンの奥地に行ったときに、新しい動植物を発見するように、どのような結果が出てくるかわからないタイプの研究を指している。

警視庁型は ”How To”、無風凧でいえば工夫実現型で良いと思う。アマゾン型は ”What” だろうか。研究者の種類は3つ、になるのかな。

疑問詞は、のこり Where、When、Who だから、あまり研究対象にならないとすると、研究者の種類は、 Why、 How to、 What の3つでよいのだろう。。。

あ! これって、知識の型 や Innovation の 3種類と同じだ。 Know How、Know Why、 Know What 、、、 そうか。なんとなく、納得。

少し尻切れトンボだけど、無風凧は Know Why の研究者なんだ、、、再度気が付いて、今日はおしまい。

<8/6追記>
中谷宇吉郎「比較科学論」の後半に、研究者の型として「哲学者」が登場しました。これは、、、無風凧がいう”真理追求型”と同じものだと言えます。ということは、中谷宇吉郎は、無風凧よりも50年以上前に、この分類に到達していたわけで、、、ちょっと驚きです。
# 書評などは、読了後に書くべき、というのも、一つの反省です。

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