ゴルゴ13で数学!
前回の「ゴルゴ13で物理学(コチラ 参照)」は如何だったでしょうか? 今回は、「ゴルゴ13で数学」です。
図は、第400話「パンドラの柩」から。物語の中では、オーバル理論と呼ばれていて、数学の基本理論だそうですが、、、、
「楕円内で反射しる軌跡が、必ずある一点を通過する」などということはありません。
正しくは、「楕円の一つの焦点を通る直線は、反射するともう一つの焦点を必ず通る」です。
上図の後に、右図の説明があり、小さく”F”と書いているのが見えます。Fは Focus=焦点を意味していると思われますから、説明を端折っただけだと思うのですが、、、ちょっと誤解しそうです。
ただ、、、Fと書いているのですが、焦点は、楕円の長軸上に存在します。標的がゴルゴ(右図の人間)であるなら、Fと人間が長軸上に存在しなくてはなりませんが、この図では、ちょっと「長軸上の2点」には見えない、、、ということで、やはりちょとした誤認識があったのだろうと思います。
ということで。数学好きの皆様も、そうでない皆様も、お間違いないように。
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