大学の存在目的。。。3
少し間が空きました。まずは、前回の宿題(コチラ 参照)から。
A. 平成18年の教育基本法における大学の存在目的が、そもそも民意を反映していない。
B. 各々の大学は、法令における目的に従った存在ではない。
少し舌足らずな表現だったので、判りにくかったかもしれませんね。大学が変われるか、という背景にあるものはAかBかその他か、という課題でした。
無風凧は。
H18の教育基本法は、民意を反映していると思いますし、各々の大学も、大なり小なりの差はあるにしても、法令の目的に従った存在だと思っています。
無風凧の意見は、「大学に集う人が変わった」というのが、一応の結論です。大学は変われるか、という議論は、大学に来る「学生」自身が変わったからだと思っています。
よくよく考えてみてください。大学が東京帝国大学と京都帝国大学しかなかった時代と、現代の大学に通う人の違い。今や大学進学率は50%をこえています。
今でも、大学の求められる姿(存在目的)は変わらなくても、集う学生は大幅に変わってきていることは、予想するに難くないでしょう。
そのような意味で。
大学が変わらなくてはならないのか、という問いに対して、「存在意義や存在目的は変わらなくて良い」「集う学生が変わらなくてはならない」
というのが、無風凧の持論です。次回はより詳細に。
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