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外食産業の時給を発端に色々考える。

ファストフードの雄、牛丼屋のアルバイトが「時給1500円」でも集まらないそうです(コチラ 参照)。実際は、牛丼に限らず、ファミレスや居酒屋チェーンなどでも求人は難しいらしい。

無風凧が学生の頃、アルバイトと言えば家庭教師かファーストフード、だったことを考えれば、隔世の感があります。なぜ、求人できないか、

まず、ちょっと経済学的に考えてみると。アダム=スミスのいう「神の見えざる手」の調整効果を前提にすれば、「時給が安すぎるから、アルバイトが集まらない」ということになります。つまり、経営者は、アルバイトを「書い叩こう」としていることになります。だとすれば、時給を上げれば、、、アルバイトは集まります。1500円では上げ足りないのです。

上記は、「収入」を中心に据えて境界条件を付けずに考えましたが、今度は「支出」を軸に考えてみましょう。一家の家計の話。D.コースのコストセオリー的に考えると、今の外食は、確かに「安い」と言えるでしょう。家で作って食べることを考え、その際の「手間」を考慮すると、外食産業という選択肢はあります。数年前、マクドナルドの経営戦略では「ライバルは同業他社ではなく、家食だ」とはなしていたということですが、まさにその効果があらわれています。

このことを基準に考えれば、今は家食が減っている、、、と結論できます。家食が必ずしも「良い」とは言えませんし、コンビニ弁当やカップ麺に走るよりはファストフードが「まし」と言えるかもしれませんが、いずれにしても「正当な家食が減っている」と結論することができます。

医食同源、ではないですが、食文化の衰退は、健康を害し、ひいては国力を下げます。逆説的には(あくまで「逆」です。だから論理的には正しくないことに注意)、「国力を上げるには、食文化を勧めればよい」 = 「外食産業は衰退してしかるべき」という結論が出てきます。

つまり。

外食産業のアルバイト代が上がる。 →  価格が上がる → 外食離れが起きる → 外食産業が衰退する → 正しい家食が増える → 健康になる → 国力が上がる

という「風邪が吹けば桶屋が儲かる」式の論理。

三食365日外食の無風凧が述べるのはちょっと気がひけますが、、、ちょっと面白い論理展開だと思いませんか?

今日はこの辺で。

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