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東京世界一(ランキングについて考える51)

東京都知事が舛添さんに決まりました。投票率が下がったので番狂わせがあるかなあ、、と思っていたのですが、8時1分には当確が出てましたね。



無風凧は、「都知事戦の公約内容をランキング視点で書く」というネタに気が付かなかったのがちょっと悔しいんですが、ランキング視点で見てみましょう。(得票に関しては、ランキングについて考える49で書きましたけどね。)



舛添さん「東京世界一 http://www.masuzoe.gr.jp/



細川さん「原発を次の世代に残したくない http://tokyo-tonosama.com/



田母神さん「心のふるさと東京を http://www.tamogami-toshio.jp/



宇都宮さん「http://utsunomiyakenji.com/」(原発が強い感じはありますが、色々分散していて、一つにまとまらないと思う。)



16人立候補したのですが、得票の多い方から4人だけ挙げました。この中でランキング視点が入っているのが、舛添さん。舛添さんは、福祉色が強い印象がありましたが、HPなどを拝見すると「東京世界一」が一番強いメッセージのようです。途中で少し主張の度合いを変えたのかな、という感じもします(補足参照)。つまり、福祉と原発をアウフヘーベンすると東京世界一になる、って寸法です。



この「世界一」というのは、非常に麻薬性の高い言葉です。だれでも、「世界一」という言葉に酔います。そして、「自分の思う世界一が実現される」と思うわけです。つまり、評価軸が人によって異なっていることは関係ない。世界一の福祉都市実現、と考える人がいて、世界一の低住民税を考える人がいて、世界一の高所得都市を考える人がいて、、、、これらを全て実現するのは矛盾するのですが、「世界一」という目標がすべてを包含しているように錯覚します。ランキング学てきには、RR(レトリックランキング、第30回31回参照)の一例と解釈することも可能です。つまりこれ以上、選挙に便利な言葉は存在しません。



今回の舛添さんの勝利は、これ以外にも色々な要因があるのでしょうけど、こういう言葉の選び方、も勝利の一因かな、と思います。



<補足>
ランキングについて考える49 の主張で、論点の人気度、というのを指摘したが、「福祉」だともうそれ以上増えない(原発連合を食いつぶせない)と考えて、主張を少しだけずらしたのかもしれません。

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