タクシー
最近、タクシーを使う機会が少し増えました。理由は簡単で、移動時間が取れないため、です。移動時間短縮が目的ですから、駅からのラストワンマイルでタクシーを使うことが多いのです。
最近のタクシーは、殆どカーナビをつけています。だから、迷うこともなくまっすぐに目的地に向かうだろうな、と思っていたのですが。
実際は、
「この辺りの地理には詳しくないのです。」
と言われることが非常に増えたように思います。そして、頓珍漢な方向に車を走り出させる。無風凧が
「方向逆じゃないですか?」
と言うこともしばしばです。
カーナビを付けているのに逆に向かうって、どういうことなんでしょうね?
ワープロが市民権を得て、漢字を書けない方が増えました。と同様に、カーナビが増えたことによって、地図を覚えていないタクシードライバーが増えたように考えられます。
ということは。
結局、文明の利器は、人間の能力(この場合は土地鑑)を下げることに貢献しているように感じます。言い換えれば、文明の利器はバカ製造機。賢くありたい方は、文明の利器から離れた生活をするべきなのかもしれません。まるでアーミッシュのように。
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