好きな音楽2013年10月

ずっと、好きな音楽、を書いてきたのだけど。

ある方から、「無風凧さんの嫌いな音楽ってどんなのですか？」ときかれたので、今日はその話。

まずは、音の種類として、電子音は、好きでは無い。だから、電子オルガンやエレキギターは苦手。くわえると、マイクが前提であるポップスも得意ではないし、ジャズやロックも苦手。最近、高性能なサンプリング音をリアルタイムで出すシンセサイザーなどがあるけど嫌いな音である。

演奏されたものを聴くのが好きではないものの筆頭はショパンである。楽譜からの印象と、CDで聴く演奏の間に大きな隔たりがあるように感じる。

音楽として市民権を得ているけど、無風凧的には「音楽じゃ無いだろ！」と言いたいのが。最近の歌謡曲、即ちpops。なぜ嫌いかって？音の波形を書き換えているものが多く、非常に人工的なのである。生の音、生が無理なら、せめて無加工のものを音楽として聴きたいと思っている。

最後に。
自己満足で終っている昨今の演奏会も嫌いである。アルフレッド リード氏が語ってくれた事があるが、「プロのとっての音楽は、音を楽しむためのものではない。音を楽しませるためのものである」と無風凧も感じる。そういう意味では、アマチュア同様の似非音楽を聴かせるプロ(音楽家)は、何と多い事だろう！

本物の音楽、をこれからも数多く聴いていたいな、と今も考えている。