属人業務
久しぶりにコンサルネタ、です。
ある組織の組織変更に携わっていました。この組織はパートまで合わせても1000人程度の小さな組織で、トップがワンマン。人数の割には扱っている金額が大きい組織です。無風凧は2週間、再編計画作成プロジェクトを管理するという立場でした
今回の組織変更の目的は、
・ 管理職の若返り
・ 業務の簡素化
でした。結果は、60%程度うまくいったと思います(自画自賛)。でも40%は後悔があります。その理由は、、、経験者の属人的な業務が非常に多い組織だったこと。特に、対外的な業務のほとんどが「個人の顔」に拠っていること。これら属人的な業務は、組織変更で部が変わってもその人について動きます。当然、管理職ですから年齢は上の方が多く、本来は後進に引き継ぐべきことだったのかもしれませんが、今回はその引き継ぎ、までは手が回りませんでした。
属人的な業務の割合は無風凧の見積もりで20%あります。その分-20%。そして、それを引継ぎができなかったことで、次回の宿題になったので-20%。合計40%のマイナスです。
今回のコンサルは、無風凧も勉強になりました。ワンマン組織の難しさはよくわかっていたので、応用することができました。そして、新たに「属人業務」の解体の難しさを会得することができました。
| 固定リンク
コメント